2009年9月30日 12時36分更新
原子力発電所の建設に向けて、海上に設置する予定のブイが置いてある平生町の港では
30日朝も建設に反対する上関町の住民や環境保護団体のメンバーが集まり抗議行動が続いています。
平生町の港では港からブイを運び出し作業をはじめようとする中国電力と、原子力発電所の建設に反対する上関町の住民や環境保護団体との間で今月10日からにらみ合いが続いています。
中国電力は、今月25日から当日の作業の開始時間や中止の決定などの公表を取りやめていて、けさも中国電力側の関係者の姿は見られませんでした。
しかし、海上では上関町の祝島の漁船およそ20隻と環境保護団体のカヤックが中国電力が作業を始めようとしないか警戒しています。また港の近くでも上関町の住民や環境保護団体のメンバーが座り込みを行い、住民側の抗議活動が続いています。