2009年9月30日 12時36分更新
県議会の傍聴席には、上関原発の建設に反対する地元の住民が詰めかけ、建設計画をめぐる県側の答弁に耳を傾けました。
県議会を傍聴に訪れたのは、原発建設予定地の対岸にある祝島の住民などおよそ80人です。
住民たちは、建設計画をめぐる県のこれまでの対応を質した議員に対する県側の答弁をメモをとりながら、熱心に聴いていました。
しかし、中には、中国電力による海の埋め立てを認めたことなど、建設計画をめぐる県の姿勢を大きな声で批判する住民もいて、議長が静粛にしないと退場を求めることもありうると注意する一幕もありました。
住民たちは、傍聴を終えた後、県庁の近くで集会を開く予定だということです。