社会

福田・岩国市長が国と協議
(山口県)
岩国市の福田市長は28日、防衛省を訪れ、政権交代後はじめて岩国基地問題について国と協議した。福田市長は防衛省の楠田政務官を訪れた。今回の訪問は今月24日から硫黄島で行われている、空母艦載機によるNLP=夜間着艦訓練の予備施設に岩国基地が指定されたことを受け、岩国基地を使用しないよう要請することが主な目的。これに加え、政権が民主党へ代わってから初めての防衛省への訪問だったことから、愛宕山開発跡地の買い取りや、滑走路の軍民共用化、地域振興の必要性など岩国基地を取り巻く様々な問題について、市のスタンスを伝えたという。当初の予定では北澤防衛大臣と面会する予定だった。しかし、今朝になって「大臣に急な政務が入った」として面会相手が大臣、副大臣に次ぐポストである政務官に代わった。これについて福田市長は「大臣と直接話がしたかった。正直残念」と話していた。
[ 9/28 18:38 山口放送]