新潟国体第3日(28日)高校野球・硬式の部で注目の菊池星雄投手を擁する花巻東(岩手)と夏の甲子園で優勝した中京大中京(愛知)が2回戦で激突。花巻東・菊池は先発しなかったが、夏の準決勝で大敗した中京大中京を6−4で破り、見事にリベンジを果たした。
花巻東は一回に中京大中京のエース・堂林を攻め3点を先制。二回表にも1点を追加し、4−0とリードを奪った。
花巻東先発の猿川は粘りの投球を続けたが、1点ずつ返されて七回裏には4−4の同点とされた。しかし、花巻東は同点とされた直後の八回表、再び2点を奪い6−4とし、試合を決めた。
夏の甲子園では背中痛で満足のいく投球ができなかった注目の花巻東・菊池は、この試合は先発せず、猿川、吉田の継投。菊池は最後に登板し、試合を締めた。