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生駒の新市立病院:「徳洲会」管理者案を撤回 12月市議会に再提案へ /奈良

 生駒市の新病院設立問題で、同市議会は25日、新病院の指定管理者を医療法人徳洲会とする案の撤回を承認した。同案は市が提案したが、可決される見込みがないとして、山下真市長が今月18日の全員協議会で撤回を申し出ていた。市は、諮問機関「病院事業推進委員会」の答申を踏まえ、12月定例市議会に再提案する方針。

 推進委の10人の委員については、8月の臨時議会で徳洲会専務理事だけが否決されたため、代わりに公募で決めた元私立病院事務長の男性(61)を委員にする案を追加提案し、可決された。また、樋口清士議員(民主・草創)が提案した、病院事業開始に向けて取り組むよう市に求める決議案も可決した。

 山下市長は市議会終了後、報道陣に対し「県からは年内に開設許可申請書を出してほしいと言われており、12月議会が最後の場になる。指定管理者案の成立を目指し、推進委で実のある答申を出してもらえるよう全力を尽くしたい」と話した。

 市は10月に推進委の第1回会合を開き、答申を受けた上で年内にも県に事前協議書と開設許可申請書を提出する方針。しかし、徳洲会の指定管理者案には反対意見が根強く、12月議会でも曲折が予想される。【石田奈津子】

毎日新聞 2009年9月26日 地方版

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