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JR福島駅前再開発:中心部活性化へ 医療機関核に独自構想 市民ら署名集め /福島

 ◇3万人目標--福島

 JR福島駅前に医療施設を誘致し、中心市街地の活性化を図ろうと、住民や地権者らが組織を設立し、活動を始めた。独自の再開発構想をまとめるとともに、10月末までに3万人以上の署名を集め、市に提出することを目標としている。

 組織は「福島市都心中央地区再開発推進検討会」と「福島駅前通り再開発推進協議会」の2団体。検討会は、駅前通り周辺の町会や商店街振興会を中心として7月に設立。協議会は地権者らによって8月に発足し、それぞれ約20の個人・団体が加盟している。両会が共同で9月から署名活動をスタートさせた。

 構想では、同市栄町に市が中心となって複合ビルを建設し、民間病院や県立医大の外来窓口を誘致する。図書館や子育て支援センター、多目的ホールなどの公的施設も併設し、飲食店など民間テナントの入居スペースも設けるという。

 署名は11月上旬にも市に提出予定で、協議会の長澤裕子会長は「単純な商業ビルの建設では、効果はテナント次第になってしまう。病院ならば半永久的な人の流れが生まれ、高齢者にも便利だ。地権者や周辺住民の間では話し合いが進んでおり、市のリーダーシップを期待したい」と話している。

 署名は所定の用紙に記入し、郵送でも受け付けている。問い合わせは「エスケーコーポレーション」内の検討会事務局(電話024・521・0281)。【関雄輔】

毎日新聞 2009年9月25日 地方版

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