一条クラブ

京都府舞鶴市に一条クラブがあります。
私の両親が、31年前にスタートさせたクラブです。
もちろん、私もこの場所で卓球を始め、練習をしていました。

今回、大盛況に終わった、2009世界選手権横浜大会の日本代表に選ばれ、
男子ダブルスとミックスダブルスに出場し、男子ダブルスではベスト16入り、ミックスダブルスではべスト32入りを果たし健闘した、上田仁君も一条クラブの出身です。また一条クラブ出身の子達は、全国のいろんな場所で、いろんな人に応援されて、
頑張っています。

一条クラブから初めての世界選手権の日本代表なので、私の両親も応援に駆けつけました。
そのときに、また両親からいろんな話を聞きとても勉強になりました。

そんな、両親は帰路に着く前、「横浜に来て、また、たくさん勉強になった!」
「また、みんなに応援してもらえるような人を育てられるように頑張るよ!」
と言っていました。

毎年、12月30日は、父は卓球場の卓球台を並べて、テーブルクロスをかけ、
椅子を並べて、会場セッティングを行い、母と私の妻は料理を作り、
一条クラブの卒業生達を迎えて、忘年会を行っています。
何人集まって来るかも分からないのに・・・。
両親は声を揃えて「1人でも、2人でもいいんだよ!」といいながら・・・、
いつも、だいたい40〜50人分ぐらいは準備している。
当日は少ないときは15人ぐらいから、多いときは30人ぐらい集まる時もある。

そんな、一条クラブの指導の柱は、「精神指導」であり「自立」させること。
とても、厳しい雰囲気の中、当たり前のように子供たちが、礼儀正しく
真面目に、元気に、真剣に練習に取り組んでいる姿は、見ていて涙が出るぐらい感動してしまいます。一条クラブの子供たちは、みんな、それぞれが自分基準をもっていて頼もしく見える。

どんなトップ選手でも、スポットライトを浴びるまでには、こういった指導者の
地道な指導や教育があり、また、選手自身も、自分の原点を心の支えに、自分基準をもって
次へのステップを踏み出しているのでしょう。

さらに、私の両親は「一条クラブで好きな卓球ができるのは、親や家族のお陰!」
「子供たちには親や家族への感謝の気持ちを忘れさせないように常々口にしているよ!!」と言う。

全国にいる一条クラブ出身のみんな!!
それぞれの環境で、原点を忘れず頑張りましょう!! 
         
ル・クール 小畑幸生


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theme : 卓球
genre : スポーツ

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