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【静岡】

「未病」対応の医療施設が完成 浜松市中区で内覧会

2009年9月21日

緑に囲まれたモデルハウスを医療施設に利用した四ツ池メディカルヴィレッジ=浜松市中区幸で

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 浜松市中区幸の住宅展示場のモデルハウスをコテージ風に改装し、「未病」と呼ばれる病気の一歩手前の状態から対応する医療施設「四ツ池メディカルヴィレッジ」が完成し、19、20の両日、内覧会があった。24日に開業する。

 「多忙な企業経営者らを対象にした疾病予防のための施設を」と、聖隷浜松病院などに20年余り勤務した吉井徹哉医師(49)=チーフオフィサー、写真=が構想を温めてきた。完全予約制で、検査メニューが選べるオーダーメード健診を導入。専門外来ではレーザー治療など保険外の高度医療にも対応する。食生活を指導する専門外来としてサプリメント外来も設けた。一般診療科目はペインクリニック科、耳鼻咽喉(いんこう)科など四科。

 4棟あるモデルハウスを受付・検査棟と外来処置棟などに分け、ホテル勤務経験のあるスタッフが施設間を案内するなど、これまでの病院のイメージを一新。施設を取り囲む緑を生かし、くつろげる空間とした。

 吉井医師は「画一的な医療内容、施設環境から脱皮し、高度なサービスと癒やしを提供したい」と話す。予約受け付けは電053(478)7878。

 

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