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本予算も執行停止 1800億円程度捻出か

2009.9.19 02:00

 政府・与党は18日、平成21年度予算の一部を執行停止する方針を固めた。民主党の試算では、1800億円程度の削減が可能とみられる。21年度補正予算の一部を執行停止して、新規事業の財源に充てても足りないため、新たに予算本体に切り込むことにした。一方、鳩山由紀夫首相は同日、各閣僚に対し、補正予算の「ムダ」の洗い出しに関し、最終的に執行停止する事業を10月2日までに報告するよう指示した。対象事業は約2兆9千億円に上るが、停止できなければ「目減り」も予想される。

 民主党は今年7月、税金の無駄遣いをやめさせるため、麻生政権が成立させた21年度予算を個別に査定した。

 予算に計上された2767事業のうち、無駄遣いの疑いがある87事業(計7099億円)を抽出し、現地調査などを行った。

 その結果、事業の廃止や改善、地方移管などで1847億円が節約できると判断し、4分の1の予算が「不要」と判断した。

 21年度予算で一部執行停止になるのは、この「不要」事業の未執行部分が中心になる見込みだ。

 予算本体に切り込むのは、本予算に自公政権による財政支出の「無駄遣い」を強調し、国民に改革姿勢をアピールする狙いがあるとみられる。

 政府・与党は今後、新設された「行政刷新会議(議長・鳩山由紀夫首相)」で事業の選別を行い、財源をひねり出す構えだ。

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