直嶋正行経済産業相は18日の閣議後会見で、平成21年度補正予算の見直しに関連し、「エコポイント制度は、そのまま執行するよう(事務方に)指示した」と述べ、継続してポイント付与や交換を行うことを明らかにした。
省エネ家電製品の購入を促し、地球温暖化対策と景気刺激を狙ったエコポイント制度は、麻生太郎内閣の目玉政策の一つ。直嶋経産相は、「制度はすでに具体的に動いている。執行をとめると支障を来す。経済効果を発揮するということからも継続した方がよいと判断した」とした。
補正予算では、エコポイント制度に2946億円を計上。5月15日にスタートし、これまで200万件以上のポイント付与申請があった。