【ワシントン時事】鳩山内閣が各省庁の事務次官らの定例記者会見を行わない方針を決めたことを受け、在米日本大使館は17日午後に予定していた藤崎一郎大使の会見を急きょ取りやめた。外務省が同日、全在外公館に大使らの会見や懇談を当面見合わせるよう指示したのに伴う措置。
駐米大使の記者会見はほぼ毎週1回行われている。再開に関しては、外務省で統一的な方針を検討中という。
この日はまた、ニューヨークの日本の国連代表部で毎月行われている高須幸雄国連大使の記者会見も中止になった。ただ、国連関係者の間からは、国連については技術的議論が多いため「事実関係を記者に説明する余地があってもよい」との声も上がっている。
[時事通信社]