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県立志摩病院:指定管理者導入、反対署名提出で知事「機能低下が心配」 /三重

 ◇連合地域協、反対署名提出で

 県立志摩病院(志摩市)への指定管理者制度導入に反対する署名を、連合三重の伊勢度会・志摩両地域協議会が提出したことについて、野呂昭彦知事は17日の定例会見で、「医師の確保やマネジメントに窮している今の志摩病院の状況が、良くなる見込みはない。さらに機能が下がってしまうことを心配する」と述べ、予定通り指定管理者導入を進める考えを示した。

 県が示している県立4病院の改革案では、このほか、一志病院(津市)の民間移譲などを盛り込んでおり、現在、各病院について詳細調査を行っている。

 野呂知事は「詳細調査により、志摩病院が今後こうなっていくということを、より具体的に示したい。全国から注目されるような地域医療を、モデル的に担えるような姿を描けたらと思っている」と、調査結果がまとまった段階で地域住民に説明する考えを明らかにした。調査結果は12月18日までの第2回県議会定例会の会期中にもまとめる方針という。

 会見ではこのほか、16日に発足した鳩山内閣について、「新閣僚の就任会見を見たが、新しい内閣が日本の政治のあり方を変えるという熱い思いが伝わってきた。政治のあり方が根本から変わっていくのかなと強く感じた」と期待感を示した。【田中功一】

〔三重版〕

毎日新聞 2009年9月18日 地方版

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