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東京V存続ノルマは「5億4000万円」

東京Vの株式譲渡問題で会見するJリーグの鬼武健二チェアマン
東京Vの株式譲渡問題で会見するJリーグの鬼武健二チェアマン
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 Jリーグは17日、経営難のJ2東京Vの筆頭株主が日本テレビから持ち株会社「東京ヴェルディホールディングス(HD)」に変更されることに伴い、東京ヴェルディHDに求めた具体的な条件を公表した。一番のハードルは、東京ヴェルディHDが11月16日までにスポンサー料収入5億4000万円を確保することで、この金額に満たない場合は今季をもってJリーグを退会することになる。

 Jリーグの羽生事務局長は「現状の事業計画では5億4000万円は必須。ただこれから5億4000万円ではなく、ある程度は決まっている」と順調にスポンサー集めが進んでいることを説明。仮に設定した金額に満たなかった場合は「ギリギリの線でダメだという時はお互いの話し合いで処理しないといけない」とし、さらなる経営規模の縮小を求めることを示唆した。鬼武チェアマンも「条件が整わなければ厳しい。この数字をクリアするものと信じている」と話した。

 厳しい条件を突きつけられた形の東京ヴェルディHDの崔会長だが「スポンサーに関しては全く心配していない。ある程度メドは立っているし、きちっと事業計画に立ってやれるはずだ」と正式承認に自信満々だった。

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