山口県上関町への原発建設計画で中国電力は17日、海面埋め立てに向けた灯浮標(ブイ)設置作業を再開する。作業は10日から日曜日を挟み、5日連続で反対派の阻止行動で延期。16日は中断していた。
これまでと同様に平生町の田名埠頭(ふとう)に仮置きしているブイ9基を台船で運び、建設予定地沖に設置する計画。17日は2基の作業を予定しているという。
漁船約20〜30隻を埠頭の岸壁前に並べ、積み出しを阻止してきた上関町祝島の島民や支援者たちは、引き続き抗議する構えをみせている。