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 【大阪】森之宮工場現地建て替えが有力に(9/2)

  森之宮工場の建て替え計画で大阪市は、交通局用地である隣地への拡張の協議を進めていることを明らかにした。協議が整えば、敷地面積が約1万7,000uとなり、東淀工場と同規模の処理能力11.9万t(日量400t)の建設が可能となる。建設・管理コストの観点からも、森之宮工場の現地建て替えが有力になってきた。
 市は2009年度中に、森之宮工場の@廃止A現地建て替えB移転建て替え−の方向性を固めるほか、老朽化が進む港工場と大正工場についても建て替えるか廃止するかを決める。
 そのため、ごみ焼却場整備・配置計画検討委員会は@森之宮=廃止、港・大正=建て替え(交付金を除く総建設費370億円)A森之宮=現地建て替え、港=廃止、大正=建て替え(同372億円)B森之宮=移転建て替え、港・大正=いずれかを建て替え(同375億円)−の中から選択し、今秋提言する。
 森之宮工場の整備計画用地(約2万6,000u)は、第1種住居地域と隣接するほか、先行して必要となる建設・管理コストが大きい。港工場は敷地が約1万4,000uしかなく、処理能力8.9万t(日量300t)の建設が限界。幹線道路からも離れている。森之宮工場を廃止した場合は、処理能力に不足が生じる期間がある。
 これらを踏まえると、現段階では森之宮工場と大正工場に、それぞれ処理能力11.9万t(日量400t)の工場を現地建て替えするのが最も有効な手法といえる。
(2009/9/2)
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