(cache) 輸入ワクチン、国内初治験始まる 新型インフル - 47NEWS(よんななニュース)
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  • 輸入ワクチン、国内初治験始まる 新型インフル

     スイスの製薬大手ノバルティス社は16日、新型インフルエンザ用ワクチンとしては国内初となる臨床試験(治験)を鹿児島市内の医療機関で開始した。健康な成人のボランティア25人が、輸入が見込まれる同社製ワクチンの接種を受けた。

     ノバルティス社のワクチンは、国内メーカーのものとは違い、原料となるウイルスを鶏卵ではなく、犬の腎臓由来の細胞で培養。免疫を増強するアジュバントと呼ばれる物質も添加されている。同社は日本人に対する有効性と安全性のデータが必要と考え、7月に国に治験届けを提出して準備を進めてきた。

     この日は注射器に入った白く濁った治験薬を、医師が被験者一人一人の腕に接種した。治験は20~60歳を対象に鹿児島市で100人、18日から大阪市で100人に、それぞれ2回接種。安全性を確認後、生後6カ月~19歳の120人に対しても行う。成人の結果は、早ければ11月中旬から下旬にまとまるという。

      【共同通信】