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【09衆院選】小泉進次郎氏「世襲判断は有権者」 ライバル横粂氏は「脆弱な世襲候補より雑草魂を」

2009.8.18 11:21
このニュースのトピックス自民党
選挙事務所前で第一声をあげた神奈川11区の小泉進次郎氏=18日午前、神奈川県横須賀市(松本健吾撮影)選挙事務所前で第一声をあげた神奈川11区の小泉進次郎氏=18日午前、神奈川県横須賀市(松本健吾撮影)

 小泉純一郎元首相の引退で新人4人が出馬した神奈川11区。自民新人で元議員秘書の小泉進次郎氏(28)は午前10時、神奈川県横須賀市の選挙事務所で出発式。小泉氏が「逆風を乗り越え明るい未来に向かって責任を果たすための出発だ」と話すと、約100人の支援者から大きな拍手がわき上がった。

 小泉元首相の次男として世襲批判の矢面に立たされ、この日も英BBC放送が世襲問題をテーマに取材に訪れていた。小泉氏は取材に対し「世襲がいいか悪いか判断するのは有権者。進次郎なら未来を託せると思ってもらえるよう頑張る」と話した。

 民主新人で弁護士の横粂勝仁氏(27)は午前9時45分から、横須賀市内の神社で必勝祈願後、境内で支持者ら約90人を前に出陣式にのぞみ、「晴れて衆院議員候補者になれた。生活を守っていこうといえることが、うれしくてたまりません」と語った。

 落下傘候補の横粂氏は15日夕に39・3度の高熱が出てインフルエンザA型と診断されたが、タミフルを服用するなどして回復したという。新型かどうかの判定検査は行っていない。

 横粂氏は「脆弱(ぜいじやく)な世襲候補より、私のような雑草魂が政治を変える」と話し、インフルエンザをうつさないため初めて白手袋姿で遊説に出かけた。

 共産新人で元小学教諭の伊東正子氏(68)と幸福新人で党幹事長代理の鶴川晃久氏(35)らも遊説した。

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選挙事務所前で第一声をあげた神奈川11区の小泉進次郎氏=18日午前、神奈川県横須賀市(松本健吾撮影)
出陣式で決意表明する神奈川11区の横粂勝仁氏=18日午前10時20分、神奈川県横須賀市

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