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● 人種差別禁止法制定について
男女平等のために、男女共同参画社会基本法が存在するように、人種差別を撤廃するために、人種差別禁止法を作る必要がある。
アナ・ボルツさんというブラジル人の女性は、宝石店に入ったところ「外国人はお断り」と拒否された。彼女は提訴し、慰謝料請求が認められた。彼女を含めたいろんな人に「人種差別禁止法を作ってほしい」と言われている。
石原慎太郎さんの「三国人」発言のように差別と拝外主義が大手を振って方で風邪切って歩いている時代である。人種差別撤廃条約は批准されたが、具体的な法律はないので、制度も意識もあまり変わっていないという面がある。
イギリス、フランス、カナダ、スウェーデン、オーストラリアなどは法律を持っているし、最近スウェーデンは企業内の人種差別について強化する法律を作った。
私たちも法案づくりを始めました。
社民党案では、雇用や教育、地域での差別や、家を借りたり、お店に入ったりするときのサービスを受けるにあたって差別を受けないと規定しようとしている。論点のポイントは、まず第1に、刑罰の規定を設けるかどうかであろう。第2に、その中でも、表現活動についても、刑罰の規定を設けるかどうかである。差別的表現は許せない反面、刑罰を課すとなると別の問題も生じてくる。日本の中にあるさまざまな人種差別に、具体的にどんなものがあるかをみんなで共有し、法案を作ることをやっていく。運用面での改善もめざしたい。
・関連する質問主意書をチェック!出入国管理及び難民認定法の旅券等証明書常時携帯義務違反の運用に関する質問主意書
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●人権擁護法の社民党対案を作成しました。人種差別を禁止する条項も入っています。(2002年3月)
●人権教育・啓発推進法ができました
2001年10月30日、社民党は民主党と「人権に関する教育及び啓発の推進に関する法案」を提出しました。野党案は担当省庁を内閣府としているのに対し、与党案は法務省としているのが一番大きな違いです。人権問題はすべての省庁に関わることなので内閣府とすべきです。残念ながら野党案は否決されましたが、「人権教育・啓発推進法」ができたことは大きな一歩です。今度はこれを使っていきましょう。
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「個人情報保護法」「青少年社会環境対策基本法」人権擁護推進審議会で議論されている「人権救済制度」のメディアへの政治介入3点セットが、いま危ない。させないようにがんばるぞ。
*青少年社会環境対策基本法案にジャンプ
*個人情報保護法・メディア規制法について〜社民党の考え方(2001年4月19日)
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・盗聴法・組織的犯罪対策法案
・誰でもわかる盗聴法ここが問題! |
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市民活動が危ない!?
カンパ処罰法に反対しよう! |
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( 5月9日朝日新聞朝刊「私の視点」にこの意見が掲載されました )
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個人のプライバシーへの国家介入が始まっている
2001年4月1日から、厚生労働省は、今まで世帯単位だった健康保険証を一人一枚にするということを決めている。カードの形は、保険者の任意であるので、そこから順々に電子カード化(IC化)ということに繋がっていく可能性がある。そうすると、医療情報、誰がどんな病気をもっているか、会社にも知られたくないと思っていた持病や、精神的疾患、HIVなどが全部、コンピュータ化されて、ある特定のところに集積されていくのではないか。
盗聴法の問題は、警察・法務省、国民総背番号制は総務省、医療情報のコンピュータ化は厚生労働省、納税者総背番号制は財務省と、どこの役所も、今、必死で国民のプライバシーをどうやって自分たちの配下に置くか、という状況だ。
日常生活も監視されている!?
交差点に監視カメラ、という問題をジャーナリストの斎藤貴男さんが取り上げている。東京23区内の幹線道路内100ヶ所にカメラと電送装置の付いたポールを設置すると言っている。これは交通事故のためと言われているが、Nシステム(自動車ナンバー読み取りシステム)以上の脅威である。
* 参考文献 「プライバシー・クライシス」斎藤貴男著 (文藝春秋)
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*関連リンク http://www.amnesty.or.jp/
「アムネスティ・インターナショナル日本」 |
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司法制度改革については、社民党として審議会の出した中間報告に基づいて勉強会などを開き、社民党案を作成している。
敗訴者負担(訴えた原告が負けた場合、被告の弁護料も原告が負担するというもの)になると、会社を訴える人は、大きなリスクを負うことになる。社民党は敗訴者負担に反対している。
ロースクール構想も、ロースクールで学ぶ費用が200万から300万円かかると言われていることは問題である。他に、社民党の司法制度に関する意見案として、行政権のチェックの必要性、判検交流の廃止、行政訴訟の見直し、代用監獄の廃止なども盛り込んでいる。
司法制度改革を、本当の改革にするためにがんばります。 司法制度改革に関する社民党の意見(2001年
3月12日) |
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