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百年超の歴史、事務次官会議に幕 トップ官僚の感想は(1/2ページ)

2009年9月14日20時8分

 100年を超える歴史に幕を閉じる見通しの「事務次官会議」。14日、最後の会議に臨んだ次官たちからは「なくなっても行政に支障をきたすことはない」と淡々とした反応がある半面、「新しい政府ができ、新しい仕組みができるとの感慨を覚える」との声も出た。会議後の記者会見での主な発言は次の通り。

●総務省 鈴木康雄氏 元々、特定の権限があるものではなく、閣議を円滑に運営するために、事前の調整をしていた。それがないと行政に支障をきたすということはない。

●外務省 薮中三十二氏 新しい政府ができ、新しい仕組みができるんだなという感じを改めて持った。ほっとすると言ったら怒られるでしょうけど、若干の感慨を覚える。

●財務省 丹呉泰健氏 仮に次官会議が取りやめになったとしても、各省は閣議に諮る案件について、事前によく調整していくことを心がけなければならない。

●文部科学省 坂田東一氏 (会議後の)会見廃止の方向は報道でしか知らない。新政権の方針、新大臣のご指示に従いたい。

●農林水産省 井出道雄氏 政策を各省間で調整する場として、それなりの機能を果たしてきた。新政権がやめると明言している。近日中に新内閣が発足して方向がはっきり出てくる。そういう段階で長所短所を申し上げるのも、いかがかと思う。

●経済産業省 望月晴文氏 組織運営のやり方は色々ある。最終的にはトップが決める話。大事なのは成果がどうかであって、国民ニーズにあった行政がきちっと実行できるかどうかがポイント。それ以上の考えはない。

●国土交通省 谷口博昭氏 新政権、新大臣のご指示をいただきながら対応していくことになるのでは。感想というか、そういうところまではご勘弁いただきたい。

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