調査会社BCNが2日発表した2009年8月最終週(24〜30日)の携帯音楽プレーヤーの販売台数シェアで、ソニーが米アップルを4年8カ月ぶりに上回り首位を獲得した。ソニーが43%、アップルが42.1%で0.9ポイントのわずかな差だが、ソニーの「ウォークマン」が長年トップを守ってきた「iPod」を逆転した。
アップルは初代「iPod nano」を発売した直後の05年11月、6割弱のシェアを獲得。ソニーは1割弱で大差がついていた。09年1月の時点でも2割以上の差がついていたが、徐々に接近していた。
製品別の販売台数シェアではソニーは上位10機種うち6機種を占める。製品ラインアップを拡充したソニーの戦略が奏功した。
(02日 23:53)