北秋田市は8日の市議会本会議で、北秋田市民病院の開業が当初予定より半年遅れの10年4月となったことでこの間の維持管理費が約7800万円に上るとの見通しを明らかにした。
すでに建物は完成しており、市によると6カ月間で見込まれる維持管理費は光熱水道費(2975万円)▽重油代などの燃料費(1047万円)▽維持管理委託料(3611万円)--など。
公設民営方式の同病院は、指定管理者の県厚生連が「市と基本協定が締結されずシステム医療機器を発注していない」などとして開業延期を市に申し入れた。
この日の議会で津谷永光市長は「延期でプラスになる点はないが、厳冬期の患者搬送は危険が伴うので4月とした」と説明。維持管理費の負担割合について「2カ月分を県厚生連、4カ月分を市が持つことで交渉中で厚生連が内部で検討中だ」と述べた。
議会側から疑問の声が相次いだが、津谷市長は「基本協定の締結に向け強く働きかけてゆく」と答えた。【村川幸夫】
毎日新聞 2009年9月9日 地方版