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東近江市:滋賀病院を中核に 地域医療検討会、市長に提言書 /滋賀

 東近江市の地域医療のあり方を考える「市地域医療体制検討会」(委員長=小鳥輝男・東近江医師会長)は7日、「国立病院機構滋賀病院を整備して中核病院とし、市立2病院は規模を縮小して中核病院を支える支援施設にすべき」という提言書を西沢久夫市長に提出した。

 検討会は、市立能登川病院、蒲生病院、それに国立病院機構・滋賀病院の3病院が医師不足などで経営難に陥り、体制の抜本的な見直しを迫られていることから、京都府立医大や滋賀医大の学長や民間病院の院長ら19人を委員として再編策を検討していた。

 提言には、滋賀病院を130床増床して350床程度にし、臨床研修病院として機能する中核病院に整備する▽市立2病院は中核病院を支援する施設にするため病床削減も検討する▽中核病院は独立行政法人化し指定管理者制度を検討する--などの対策を盛り込んだ。

 西沢市長は「提言の内容を検討し、年内にも地域医療の整備計画をまとめ、しっかりした地域医療ができるよう頑張りたい。これから国立病院機構とも協議し、中核病院の運営や財源問題などについても早急に詰めたい」と語った。【斎藤和夫】

毎日新聞 2009年9月8日 地方版

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