建設中止なら分担金の返還請求 八ツ場ダムで石原都知事国土交通省が八ツ場ダム(群馬県)本体工事の入札を延期したことに対し、東京都の石原慎太郎知事は4日の定例会見で、「東京だって分担金を出資した。これが国の意思で(建設が)中止になったら当然、返還請求する」と述べた。 都によると、八ツ場ダム事業の都の負担分は総額635億円で、既に457億円を支払っている。 石原知事は「完成するよりも、ばらして駄目にした方がいろんな補償を含めてお金がかかる。政府として財政上の実利も考えて冷静に判断してほしい」と話し、建設の継続を求めた。 【共同通信】
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