梅の土用干し
2009/07/14 08:36
昨日は、朝から梅干を干しました。
梅干って。。。 わたし「火垂の墓」を思い出すんです。 ご存知ですか?アニメの。 内容が内容ですし、 大好き、という言い方は御幣があるかもしれませんが、 でもとても惹かれる映画で、 何度も何度も観ています。。。 その1シーンで、清太さんが自宅から梅干のカメかな、 大きな容器に入った・・・美味しそうな大きな梅干を・・・ 自宅から防空壕に逃げるときに、 持って行くんです。 で、その後・・・ お世話になる親戚のお宅の奥さんに預けて・・・ その印象がとても強いんです、なぜか。 日本の保存食の代表的な存在で。 そんな戦争していたような時代にも・・ 当たり前だけど、もうあったんだなぁ・・というか。 (もっと昔からありますよね;) 清太さんとせっちゃんを観ていて、 梅干って・・・すごいなぁというか、 うまく言えないのですけど・・・ とても印象深いんです、 わたしの中では。 今年、母から交代して初めてつくりましたが・・ そんな昔から作られているものを、 こんな自分でもこうやって作れていることが。。。 なんだか不思議で感慨深かったです。 大人になったなぁっていうか(^−^;) 大人っていうか、もはやアラフォーですから、 大人じゃないと困ります。。 そして、こんな感じに・・・ ベランダのテーブルに置きましたが。 家族の洗濯物が干してあり。。。 奥のオリーブには、娘がはずしたがらないため、 まだいまだに七夕の飾りが飾ってあり。。。 椅子の上には、前日娘がベランダで水遊びしたときの、 水遊びグッズが干してあり。。。 そしてテーブルには、新聞紙の上の大きなざるに、 梅干と赤紫蘇が干されていて。。。 その横には地味な、しかも欠けているカメが置いてあり。。。 これも。。。 うまく言えないんですけど。。。 こんな光景。 こんな地味で退屈そうな生活と、その光景。 以前のわたしなら・・・ 退屈で地味で面白みがないように感じられて・・・ 好まなかった気がします。 「わたし・・なにやってるんだろう・・・」 と言うか。 でも、どこで何をするにしても、 自分がその気なら、というか、 楽しむ気があって、自分しだいで・・・ 心そのものも、見える景色に感じるものも、なにもかも・・・ 自分しだいで変えることができるんだなぁって。 ここ1年-2年かな・・・ そう思えてきました。 いろいろあって、なにもかもがイヤになって。 もうなにもかもがダメだと思っていたときに、 できることをやりきりもしないで腐ってはいけないと・・・ いいタイミングでいい出会いがあって。 いろいろな想いがあったけれど、でもそれを機に、 もう少しだけ頑張ってみよう、って思いながら、 後退したり前進したりしながら、 なんとか自分を奮い立たせて少しずつ、 ここまで来たんですけど。 昨日のこのベランダの景色を見て。 ああ、わたしは今、しあわせなんだな・・・ と、思えました。 なんて。 なんだか暗くて、おセンチでごめんなさい(゜▽゜;))) さ〜て! 今日も晴れてますので! 梅干、外に出したいと思います☆ いつも地味な毎日のブログにお越しくださり・・・ 本当にありがとうございます。。。 心より、感謝いたします。
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