生活保護費を着服、奈良市が市職員を告訴
奈良市は27日、生活保護受給者からの返還金など約183万円を着服したとして、保護第2課の村井秀樹事務職員(40)を26日付で懲戒免職処分とし、詐欺罪と業務上横領罪で奈良署に告訴したと発表した。
また、管理監督責任を問い、仲川元庸市長と福井重忠副市長を減給10分の1(1か月)とするなど上司ら11人を戒告や減給処分とした。
市の発表によると、村井職員は、昨年5月から今年8月までの間、生活保護受給者の女性が出した廃止届の手続きをせず、支給された保護費約104万円を着服。また、ほかの生活保護受給者12人が返還した約79万円を横領したという。
先物取引やパチンコなどで約600万円の借金があり、「生活に困ってやった」と話しているという。
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