機構の立入で不正発覚、裏ロムで元店長逮捕(2008/10/02更新)
遊技産業健全化推進機構が実施する随時・無通知立入検査で遊技機の不正改造が発覚。容疑者の元店長が逮捕された。9月27日付神奈川新聞など数紙が報じた。
逮捕されたのは横浜市の《パーラーキングコング》の元店長吉田有利容疑者(34)。報道によると吉田容疑者は昨年9月から今年6月まで同店のパチンコ機19台に神奈川県公安委員会の承認を受けずに「裏ロム」を取り付けた疑い。神奈川県警の取り調べに対し吉田容疑者は容疑を認めている模様だ。また同日付読売新聞神奈川版は、裏ロムは吉田容疑者が1個10万円で購入。購入先の業者についても調べ進めている捜査当局の動きを伝えている。機構の立入で不正が発覚するのは同県内では2件目になるという。
一方、消息筋によると機構の立入による発覚件数が「全国では2桁以上」とすでに10件以上に達している可能性を指摘。今回の手口についても「遠隔操作」だったと指摘している。