ひふみ投信のセミナーで玉塚元一氏と藤野英人氏の話を聴きに逝った
経営とは「目標設定とPDCAサイクルだ」という結論でありました。
ひふみサロン(玉塚元一さんをお呼びして)
http://ameblo.jp/hidetofujino/entry-10324813880.html
玉塚さんと藤野さんお二人の10年後はどうなってますか、とか質問してみましたよ。玉塚さんはビジネスが死ぬほど成功することを、藤野さんは投資事業が死ぬほど成功していることを想像して日々頑張っておられるようでした。
とても有意義な会合でありました。
一番面白かったところは、柳井さんがワンマン親父であったこと、ブームが去って売上が低下したときの修羅場、その後のチームワークの保ち方、そして潔い切られ方。
玉塚さんが現場で思いついた3つの大事なこと。
・目標は大事/柳井さんが93年に書いたユニクロの10年後の目標 90店舗ぐらい→日本のカジュアルの10%を目指すと目標を設定した。そのためには何を目指そうとするか?
・成長は大事/成長がモチベーション 壁に当たったときのブレークスルー。成長しなければ死んじゃう病。
・オープンネス/閉じるリスクはある 黙っていると蛸壺化する。常に何かに挑戦し続ける姿勢を保つこと、そのためには変化や対人でオープンであること。
毎月第一火曜日に勉強会をやるらしい。ほうほう。
本当にありがとうございました。
<ふろく>
93年にユニクロの柳井さんが作った企業イメージのラフ案が資料として回ってきたのを、強引に転写して下記無断抜粋。山口の片田舎から怒涛の進出を果たした柳井さんのキャラクターが投影されていて面白い。
・勉強=実行
学習する組織、なぜを繰り返す、実行する 単純な論理 何を意味するのか。
意識を変える。教育=正確な判断
・改善に関するあくなき欲望を全社員が持つ
忍耐と石を最後まで堅持する 小規模のチームを編成する
・上司でなく顧客を喜ばすシステムを作る
起業は顧客ニーズを充足するためのトータルシステムである
徹底して顧客市場に拘る
現場の声を聴く
・商品分類=顧客の商品分類
一品目の永続的な改善~大量販売に繋がる
・自立する
自分のことは自分でする
楽しく達成感があり面白い仕事にする
プロフィットセンター経営をする
向上心のある社員を最優先にする
・オープンシステム
世界標準の価値観で仕事をする
公正さ誠実さ、信頼性を最重視する
360度評価
・商品よりも企業姿勢を買ってもらう
差別化
最大でなく、最良のカジュアル業になる
Comments
ほほう、それでそれで?
Posted by: tana | 2009.09.01 at 21:06
FRの強味は「現場における徹底力」ですかね
個人的には玉塚さんより澤田さんの方が勉強になりました。
Posted by: 仕込まれたTH | 2009.09.01 at 22:13