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【海外事件簿】ロシアを悩ますアルコール禍 殺人者の8割は泥酔者 (4/4ページ)
このニュースのトピックス:ロシア・CIS
アルコール依存症の母親が授乳の前に、0・5リットルの希釈エタノール液を飲んでおり、母乳の中にエタノール成分が含まれていたのだという。赤ちゃんはエタノールにおかされて死亡したのだった。
メドベージェフ大統領は同国のアルコール被害を「国家の災難」と称し、この問題の根本的解決に取り組もうとしている。
しかし、極寒の地・ロシアでは、人々は身体を温めるために、ウオツカのような強いアルコール飲料を飲むことを習慣としており、日常生活の中で、アルコールを切り離すことは容易ではない。
世論調査では、「国民に危機をもたらすものは何か」との問いに、アルコール禍が全体の2位にランクインしている。ロシアでは、アルコール被害は国民全体が悩む「今そこにある危機」なのだ。
(佐々木正明)
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