米原子力空母「ニミッツ」の随伴艦のイージス型ミサイル駆逐艦「ピンクニー」(8700トン、約270人乗り組み)が26日午前、福岡市の博多港に入港した。米艦船の博多港寄港は今年に入って2度目で、同艦の日本寄港は初めて。29日朝に出港する予定。
在日米海軍司令部によると、入港目的は「友好親善と交流」。ニミッツは24日に神奈川県横須賀市の米海軍横須賀基地に寄港している。ピンクニーは出港後、ニミッツと合流し、中東で石油コンビナート施設の警備やソマリア沖での海賊対策に就くとみられる。
エリン・アームストロング艦長は「海上自衛隊とパートナーシップを深めて地域の安全を守りたい」と話している。
=2009/08/26付 西日本新聞夕刊=