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三菱ふそう、三菱重工と電気バス開発 2年後に試作車

2009年8月30日4時40分

 三菱ふそうトラック・バスのアルバート・キルヒマン社長は29日、三菱重工業と電気バスを共同開発する方針を明らかにした。今秋に開発に着手し、11年後半までに試作車を製作。その後、半年から1年かけて大都市の公道での走行実験をし、路線バスでの将来の市場投入を検討する。

 三菱重工がリチウムイオン電池や電動モーターを開発・生産。04年からハイブリッドバスを生産してきた三菱ふそうの車両技術と組み合わせる。電気自動車はガソリン車やディーゼル車と比べて航続距離が短いことが課題。短距離の決まったルートを走る路線バスなら、充電が容易で実用性があると判断した。

 電気バスでは、いすゞ自動車が慶応大学などと試作車の共同開発を決定。10年末ごろから神奈川県内の公道で実証実験をする計画だ。

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