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党首らの最後の訴えを聞く人たち(写真の一部を画像処理しています)=29日、東京・池袋

選挙戦最終日、各党首が最後の訴え

 衆院選の投票前日の29日、各党の党首は「最後のお願い」を繰り広げた。麻生太郎首相(自民党総裁)はJR池袋駅東口で「どの党が日本の未来を明るく豊かにするのか考えてほしい」と訴えた。

 民主党の鳩山由紀夫代表は麻生首相と同じJR池袋駅の反対側の西口で「米国でもオバマ政権が誕生した。米国にできたことが日本にできないはずはない」と政権交代への意欲を主張した。公明党の太田昭宏代表はJR赤羽駅前で「民主党は景気が大変な時に足を引っ張ってきた」と強調した。

 共産党の志位和夫委員長は、JR船橋駅前で「共産党が伸びてこそ、日本の政治を前に動かす一番確かな力になる」と訴えて締めくくった。社民党の福島瑞穂党首はさいたま市などで「比例は社民」と呼びかけた。国民新党の綿貫民輔代表は富山市で地方政策の重要性を強調。みんなの党の渡辺喜美代表は関東地方を遊説し、横浜市内で「官僚支配が続いたらこの国は終わってしまう。必ずこの国を変えていく」と主張した。改革クラブの渡辺秀央代表は大阪府堺市で、新党日本の田中康夫代表は兵庫県尼崎市で支持を訴えた。(29日 21:37)

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