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八鹿病院:行政頼み脱却、養父で市民応援団を設立 医師、職員と交流促進 /兵庫

 ◇会員募集

 産科や小児科の医師不足や厳しい勤務条件などで苦しむ医療現場を支援しようと、養父市の住民16人が「公立八鹿病院を応援する会」(守本竜司代表)を設立した。

 設立趣意書は「問題の解決を行政に頼るばかりではなく、市民ができることを模索し、医療サービスの提供を無条件に与えられるものといった今までの意識の改革を行うべき」と市民が率先して行動する必要性をうたい、医療現場に対する理解を深めるため、医師や病院関係者と交流を深める活動から始めることにしている。

 守本会長は「医師らのモチベーションを維持、拡大できるようにしたい」と話し、病院見学会や会員名を並べた旗作りを計画している。

 市民グループ「やぶ市女性未来会議」とも協力して広く会員を募る。年会費1000円。問い合わせは同会議(079・662・7765)へ。【吉川昭夫】

〔但馬版〕

毎日新聞 2009年8月29日 地方版

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