民主党の小沢一郎代表代行は28日、7月21日の衆院解散以来初めて街頭演説に立った。高知1、3区の2カ所で演説した小沢氏は「国民生活を無視した自民党に投票して政治に文句を言う資格はない。棄権する人も同じ」と強調。「安心、安定して生きていける国づくり、ふるさとづくりを願うならば、貴重な1票を行使してほしい」と呼び掛けた。
1カ所目の高知県いの町のスーパーマーケット前には500人を超える聴衆が集まった。小沢氏は時折こぶしを上げ、「投票日の30日には皆で政権交代、新しい国づくりが始まったと喜ぶことができるようにしよう」と力説した。選挙戦最終日の29日も福岡、石川で遊説する予定だ。【渡辺創】
毎日新聞 2009年8月28日 19時16分(最終更新 8月28日 23時34分)