「第9回全国ちびっ子ボクシング大会」(日本キッズボクシング協会主催)が横浜赤レンガ倉庫(横浜市中区)で開かれた。横浜開港150周年の記念大会で、小学1年から中学3年まで女子も含む78選手が、熱いパンチを繰り出した。
選手らは学年や体重別に1ラウンド2分間で計2ラウンドで戦った。事前に脳検査で健康状態をチェックし、ヘッドギアを着けて打ち合った。場内から「右、打て」「負けるな」と声援が飛んだ。
01年から始まった大会で、九州や愛知、山梨両県からも参加。平野敏夫理事長は「レベルが年々高まっている。リング上のファイトを通じて、勇気と努力の大切さを体験してほしい」と話した。【網谷利一郎】
毎日新聞 2009年8月28日 地方版