最終更新: 2009/08/28 01:27

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衆院選 投票日まであと6日 各党代表の言動に国民の目が集まる

FNNの最新の世論調査で、投票の際に「政党幹部の発言や行動を考慮する」と答えた人は、72.3%と、7割を超えた。
各党代表の言動は、厳しい国民の目にさらされている。
23日に行われた学生主催の集会で、麻生首相は、男子学生から「若者にはお金がなく、結婚の遅れが少子化につながっているのでは」と質問された。
学生の質問者は「結婚するのにまずお金が必要で、若者にその結婚するだけのお金がないから結婚が進まないで、その結果、少子化が進むと思うんですが」と質問した。
これに対し、麻生首相は「そりゃ、金がないで結婚はしない方がいい。まずね、それはおれもそう思う。それは、うかつにそんなことは、しない方がいい」と、またしても物議をかもしそうな発言をした。
この発言について24日、河村官房長官は「表現は直截(ちょくさい)的ですけれども、その裏返しの話であってですね、むしろ若者の就職対策を進めなきゃいかんという思いが、そういう形で表現として出たんではないか」と、釈明を迫られた。
一方、民主党の鳩山代表は23日、下町の商店街で「選挙に勝つ」とばかりに、メンチカツをほおばった。
お会計はというと、150円のメンチカツを買うため、自分の財布から1,000円を出す。
しかし、850円のお釣りをもらわず、その場を去ってしまった。
買収との誤解を受けかねないとの指摘もあるが、自分の選挙区ではないため、違法の可能性はないとみられる。
メンチカツを売ったお店の関係者によると、「その後、誰もお釣りを取りに来なかった」と話している。
こうした中、国民の選挙への関心は高まっている。
JR松本駅では、改札を出てすぐの自由通路に、今回初めて期日前投票所が設置された。
2007年の参院選の投票率が、県内最下位だった長野・松本市。
この「駅ナカ」期日前投票所は、これまでのところ、投票数が市内6カ所ある投票所で、最も多くなっている。
総務省が発表した全国の期日前投票者数は、23日までに305万人を超え、2005年の郵政選挙の同じ時期に比べて、1.5倍となった。
投票日まであと6日、国民の審判は下されることになる。

(08/25 00:35)


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