調布経済新聞

アベボクシングジム、調布駅前に移転リニューアル－女性会員獲得へ

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リニューアルされたジムで気合いの入る円谷選手。

　JCB日本ボクシングコミッション認定のアベボクシングジム（調布市布田1、TEL 042-482-7725）が8月5日、調布駅東口近くに移転リニューアルした。

　同ジムは1962（昭和37）年に下石原で先代の阿部幸四郎さんが設立。第22代日本バンタム級チャンピオンの高木永伍さん、第13代東洋バンタム級チャンピオンの金沢和良さん、第42代日本バンタム級チャンピオンの高橋ナオトさんらを育て上げた。漫画家・森川ジョージさんの作品「はじめの一歩」に登場するボクシングジム会長の鴨川源二は先代の幸四郎さん、ライバル役の宮田一郎は高橋さんがモデルになっている。現在は2代目の阿部徹さんが運営し、2003年度全日本新人王の円谷篤史選手が所属している。

　移転した同ジムは約40坪の2フロアで、リングとサンドバッグ、男女別の更衣室とシャワーを完備。以前は会員のほとんどが男性だったが、現在は男性だけでなく女性や子どもを含む老若男女の新会員を募集し、着々と会員を増やしているという。

　阿部徹さんは「見かけの強さではなく、どうすれば強くなれるかを自問自答しながら行うボクシングは、プロもアマも精神力を高め、究極の集中力を養うことができるスポーツ。シェイプアップにも最適な全身運動なので、駅前という立地を生かし、女性会員も増やしていきたい」と話す。「ボクシングを通して調布の街を盛り上げていければ」とも。

　営業時間は13時～22時。入会費＝18,000円、月謝＝一般12,000円、学生・女性10,000円、中学生以下8,000円。

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