最終更新: 2009/08/26 01:47

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酒井法子容疑者覚せい剤事件 車や滞在先を手配した建設会社社長、初めて胸中を語る

酒井法子(本名・高相法子)容疑者(38)の覚せい剤取締法違反事件で、酒井容疑者のために、車や滞在先を手配した建設会社社長が、初めてその胸中を語った。
建設会社社長は「おれに覚せい剤なんてこと言えば、はっきり言って、それはもうちょっと早く出したよ」と語った。
酒井容疑者の6日間に及ぶ謎の逃走。
その真相を知る20年来の知人の建設会社社長が、ついにテレビカメラの前で初めて胸中を語った。
夫・高相祐一容疑者(41)が東京・渋谷区で現行犯逮捕された2日深夜、社長に酒井容疑者から電話があり、現場へと向かった。
建設会社社長は「酒井(容疑者)は、わたしが(現場に)行ったときに、もうほとんど泣きじゃくってさ、それであいつ(高相容疑者)が『酒井法子はおれの女房だ』と、あそこででかい声を上げたらしいんだな。刑事さんに、『酒井はおれの車に乗せておかないと、顔も割れるし、写真もね、撮られたりしたらかわいそうだから』と(言ったら)、いいですよって言うから、了解を得ておれの車に乗ったわけだよ」と語った。
その後、社長は「あとで警察に行く」と、車で酒井容疑者とともに現場を離れた。
建設会社社長は「動揺してるって言うから、そこの場所から109か、そこへ行ったら、子どものところへ行きたいっていうから、ああそうかと。別に何の気もないから、いいよ、降りなよって」と話した。
翌3日、再び酒井容疑者から連絡が入り、社長は弁護士を紹介し、車の手配をした。
建設会社社長は「『子どものことは終わったのか』と(聞くと)、そしたら、『いや、子どもを預けてるところに差し入れをするので、いろんなものは買った』と」と話した。
そして、酒井容疑者は山梨・身延町の親族宅へ移動し、1泊したが、ここには社長は同行はしていなかった。
その後、酒井容疑者は都内のマンションや箱根の別荘に宿泊するなど、各所を転々としていた。
そして7日、ついに酒井容疑者に逮捕状が出ると、社長は急いで箱根の別荘へと向かった。
建設会社社長は「(箱根の別荘で落ち合って何と言っていた?)『すみません』って言ってたよ、おれには。『申し訳ありません』って。もし行かないなんてことになったら、大変なことになっちゃうわけだよ。おれはもう約束してんだから。だから、その話題にはあんまり触れないで、『あとはもう弁護士さんがついてんだから、ちゃんと大丈夫だから』って」と話した。
さらに、出頭前の様子について、建設会社社長は「泣いていたよ、もちろん。思い出したら泣いてたよ。子どものこと思い出してさ」と語った。
逮捕現場から立ち去り6日、ついに逃亡劇は終わった。
こうした中、25日、この6日間について、酒井容疑者が「覚せい剤を抜くために逃げようと思った」と新たな供述をしていることがわかった。
警視庁は、酒井容疑者が失跡直前に覚せい剤を使用していた疑いもあるとみて調べている。

(08/26 00:33)


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