米CIA、銃や電気ドリルで脅し テロ容疑者尋問で【ニューヨーク共同】米中央情報局(CIA)がテロ容疑者の尋問に際し、電気ドリルや銃を使ったり、別の部屋でほかの容疑者が銃殺されたように装ったりするなどの方法で脅していたことが22日、分かった。複数の米メディアが近く公表される内部報告書の内容として報じた。 AP通信によると、米国内法では容疑者を死の恐怖で脅すことは違法。 報告書はCIA監察官が2004年5月に作成。米誌ニューズウィーク(電子版)によると、00年の米駆逐艦コールの爆破事件で拘束されたアブド・アルラヒム・アルナシリ容疑者に対し、尋問者は顔の近くで電気ドリルを回したり、銃を振り回すなどして脅し、情報を得ようとした。 別の事例では、ある容疑者を尋問していた部屋の隣の部屋で銃を発射し、別の容疑者が銃殺されたように見せ掛けた。 APによると、米市民団体が報告書の情報公開を請求、連邦判事が今月24日の公表を命じた。 【共同通信】 |
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