タリバンが有権者の指切り落とす 大統領選投票で妨害【カブール共同】20日に実施されたアフガニスタン大統領選で選挙監視団を派遣した同国の民間団体「自由と公平な選挙財団」は22日、首都カブールで記者会見し、南部カンダハル州で投票を済ませた有権者2人が、反政府武装勢力タリバンに指を切り落とされたと明らかにした。 重複投票防止策として、投票した有権者は手を洗っても数日間は落ちないインクを指に付けることになっていた。選挙妨害を宣言したタリバンは、インクを付けた有権者の指を切り落とすと事前に警告していた。 また、投票率が04年の前回大統領選の約70%を大幅に下回る見通しとなっていることについて、同財団は「投票開始時刻前後にタリバンが各地でロケット弾攻撃を行ったため、有権者が投票に行くのをためらったとみられる。特に女性の投票率が低下するだろう」とした。 【共同通信】 |
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