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集英社が5億円所得隠し=取材費、社員だけで飲食−東京国税局

8月21日10時0分配信 時事通信

 出版大手「集英社」(東京都千代田区)が東京国税局の税務調査を受け、2008年5月期までの5年間に計約5億円の所得隠しを指摘されていたことが21日、分かった。追徴税額は重加算税と過少申告加算税を含め約2億円で、すでに修正申告に応じ、納付を済ませたという。
 同社や関係者によると、社員と作家らが居酒屋などの飲食店で行ったとされる打ち合わせに、作家が同席していなかったものが含まれていたことが税務調査などで判明。取材編集業務に絡む「取材費」に当たらないとして交際費と認定され、重加算税の対象となった。
 作家らの取材旅行に支出した費用の中には、作家の家族が同伴するなどした私的なものもあり、交際費と認定された。悪質な仮装・隠ぺい行為がないとして、重加算税でなく過少申告加算税の対象になったという。
 集英社広報室の話 6月に国税局から指摘を受け修正申告をした。今後も適切な税務処理に努めたい。 

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最終更新:8月21日11時44分

時事通信

 

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