県は20日、外部有識者らでつくる「県地域医療対策協議会」で、国の地域医療再生計画の対象医療圏として、会津・南会津と相双の2地区を申請することを決めた。医師確保や救急医療体制の整備などの計画が盛り込まれる見込み。相双には、いわき医療圏との連携事業も含めるという。
総額3100億円の国の地域医療再生基金から、1医療圏100億円を上限に全国で10カ所、25億円を上限に全国で約80カ所に拠出される。県は9月に開く同協議会で具体案を示し、10月中旬までに国に計画案を提出する。【松本惇】
毎日新聞 2009年8月21日 地方版