長浜市大戌亥町の市立長浜病院は、産婦人科医師の医師不足対策と慢性的な過重労働解消を目指して院内助産システムを導入し、このほど助産施設「うぶごえ」を開設した。県内では彦根市立病院についで2例目。
同病院では、産婦人科外来で正常に経過していると医師が診断した妊娠22週目以降の妊婦を扱う助産師外来を開設中。院内助産は、産婦人科医師が助産師による出産が可能と確認した妊婦で希望者が対象。1グループ3、4人のベテラン助産師が担当し、急変時には、医師が早期に対応する。【野々口義信】
毎日新聞 2009年8月19日 地方版