2009/8/某日 高麗神社にて結婚式

晴れ男が売りだったのですが
この日は朝から雨が降っていました。

この仕事を始めて3度目の雨です。
※雨の為に野外ロケ等、外での撮影が出来ないケース。
挙式が終わる頃には雨も上がってくれることを祈りつつ
高麗神社の境内をスナップ撮影しながら歩きます。

まずは正面の鳥居をくぐり
石畳を進みます。
この時点ではまだ小降りだったので
きっと雨は上がるはずと確信していました。
本殿が見えるこの場所で
二人のポーズ写真を撮るのが定番となっております。
いつもはここが立ち位置なのですがちょっと濡れています。
ちょうど張り出した枝の陰となって
乾いていることもあるのですが・・・
この頃になると雨脚がやや強くなりはじめ
レンズを通すとちょっと霧の様な雰囲気にも見えます。


そんな頃、控え室では準備が淡々と進んでおります。
しかしいつ見ても白無垢の着付けは大変なんですね。
でも桜ブライダルの瀬野さんはテキパキと作業していきます。
新郎さんの仕度も整った様ですね。
今回は残念ながらお二人の要望により
顔がはっきりわかる写真は控えて欲しいとのことで
雰囲気だけの写真となります。

今回の挙式は両家の両親と家族だけで
厳かにとり行われました。
ここ高麗神社には五月にも撮影で入っていますので
段取りは手に取る様にわかりますが。
神官さんによって微妙に異なることがあったりもします。
でも予定通りのポジション取りができました。
でもちょっと暗かったので
ノンストロボでの撮影は逃げて軽くストロボを使いました。
でも望遠レンズの場合は手ブレが怖いです。

じつは新郎さんなんですが
高麗神社には何度もお参りに来ているそうで
ちょっと慣れた雰囲気でした。

今回のスペシャル撮影スポットはこちらです。
なんと主門の真ん中!!
晴天だったら間違いなく参拝者のじゃまになってしまうので
こんな場所で撮影なんて出来ないのですが
社務所からのお許しも頂きまして
撮影することが出来ました。
こんな感じなんですが
じつは隠れた苦労もありまして

雨は吹き込んでこないのですが
さすがに足元は濡れているので
着物を濡らさないかが心配でした。
そこで私の実家で待機していたアシスタントに電話をしまして
ダイニングテーブルにかけてあった
透明のビニールシートを取り外して
持ってきてもらいました。

赤い毛氈も用意していただきましたが
白無垢に色が映りこんでしまうので
透明なものが一番だったみたいです。
微妙なテカリ具合が雨に濡れた石畳と馴染んでいました。(笑)

ここではお見せできませんが
雨でなければ撮れないカットも沢山ありまして
結果的には恵の雨となりました。

今回は結婚式だけでしたが
この続きは九月の披露宴となります。
次回はベイサイドの会場となりますので
今度は晴天になることを祈ります。

Tご夫妻、今回は晴れに出来ずに申し訳ありませんでした。
でも雨ならではの写真が沢山撮れましたので
どうかお許しを。

by eos.1 | 2009-08-18 21:40 | ブライダル撮影日記 | Trackback 

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