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東名高速が全面開通 地震から5日ぶり

8月16日0時33分配信 産経新聞

東名高速が全面開通 地震から5日ぶり
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復旧工事が続く東名高速道路上り線=15日午後20時41分、静岡県牧之原市(古厩正樹撮影)(写真:産経新聞)
 震度6弱の地震で路肩が崩落し、静岡県内の一部区間が不通となっていた東名高速道路上り線は復旧工事が完了し、16日午前0時、通行止めが解除された。地震発生の11日早朝以降、帰省ラッシュのさなかに通行止めが続いていた東名高速は上下線で全面開通。通行止め解除と同時にUターン客らの車で混雑した。

 東名高速は、地震の被害がなかった下り線は13日に開通したが、上り線は復旧工事が難航。全面開通は当初予定の13日からずれ込み、袋井−焼津インターチェンジ間45・8キロが最後まで通行止めとなっていた。

 中日本高速道路によると、静岡県牧之原市の崩落現場の復旧工事は15日夜に完了。同社は同日、外部有識者らによる「地震災害検討委員会」を設置。17日に現地調査を実施し、崩落の原因分析や今後の工事の対策を検討する。

 中日本高速は東名高速が開通するまでの間、迂回(うかい)路となった国道1号の渋滞で周辺住民の生活に支障が出る恐れがあるとして、15日午前9時から午後4時まで、建設中の第2東名高速上り線の一部(静岡県島田市、約1・3キロ)を開放。舗装が不十分なため、速度や大型トラックの通行を規制、地元住民の車両に限り1車線を通行可能とした。

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最終更新:8月16日1時5分

産経新聞

 

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