面黒いスジが “情報” をくれた．
六本木ヒルズで押尾学と密会中に死亡した田中香織さんの司法解剖の件だ．
“情報” によると…，
へぇー！　なるほど！ …と，大袈裟な相槌（あいづち）を打ちながら，私は思った．
なんか，いまの日本て，アヘン戦争前の中国に似ているんじゃないの？ と． 　政界と芸能界と一流企業．さらに警察幹部までもが加わった“麻薬と性の饗宴”．
　なんとも破廉恥きわまりない情報がネット内を駆けめぐっている．
　これをマスコミは絶対に報道しない．正確に言うと，報道できない！
　自民党がらみ，警察がらみ，超優良企業がらみのウルトラ破廉恥情報だからだ．
　だから…，
　酒井法子のどーでもいい些細な情報の大袈裟報道で “真相” を隠そうとしている．
　つまり，のりP情報は，真相隠しの目くらまし報道である．
　いや，どーでも情報のタレ流しは報道とは言えない．
　じゃあ何か？　政治工作である．
　権力から独立し，公平公正の立場から広く国民に真実を報道すべきマスコミが…，
政治権力の政治工作機関に堕した．これが日本のテレビ・マスコミ界の実態である．

　それにしても…，
　おどろき桃の木のピーチジョン（桃色便器？ 意味深！ ワコールの子会社）である．
　六本木ヒルズが “アヘン窟”であり “売春クラブ”だったとは！
　しかも…，
　超優良企業（ワコール），政界のドン（森喜朗）らの息子たち，一流芸能人，さらに，
警察幹部（それもキャリア）までが多数が関与している！　…というのだから，これは，
もー “ソドムとゴモラ” （いかがわしい性の乱れで神に滅ぼされた都市） である．
　つうか，戦後最大の “麻薬疑獄事件” である．

　いまにして思えば…，
　「押尾事件」 は，ヒトが一人死んでいるのに…，
　それも肋骨が折れていたり，麻薬がらみの異常な死亡（変死）事故なのに…，
　麻布署は，事件の最初の段階から 事件性なし！ と言い切っていた．
　「六本木ヒルズでの死亡案件には事件性はない．芸能人も絡んでいない！」
　と断定し，司法解剖もせず，アッというま捜査を終了し，火葬を許してしまった．
　これって，証拠隠滅でないかい？
　その後も，死亡者（田中香織）の部屋から１億円ものコカインが発見されているのに，
麻布署は何の説明（釈明）もしない．超微量だった，と否定しただけ．
　そりゃそーだわ！ 麻布署自体が“事件の容疑者”だもん，簡単にはゲロしないわ．
　…なんてことが スッキリと見えてくる．

　そして…，
　森祐喜石川県議（森喜朗元内閣総理大臣の長男）である．
　この自民党のドン・森喜朗の長男の“六本木アヘン窟”での“売春容疑”は濃厚だ．
　このことがバレないように，テレビは“のりPのどーでも情報”をタレ流している．
　このあたり，最近まで六本木ヒルズに住んでいた森喜朗は納得しているはずだ．
　知らないのは，石川県民だけかな？
　いや，ネットの時代だ．間もなく “衆知の事実” となるだろう．

　石川県２区の有権者の皆さん！
　この際，民主党の田中美絵子候補を全力応援しましょう！
　自民党のドン，「森王国の酋長」，森喜朗が落選すれば，日本は変わります！
　東京・六本木の腐りきった“麻薬と売春”の実態も明らかになります．
　とにかく，ここは一回，うす汚いシンキローを落としましょう．
　もっともっと明るくて綺麗な蜃気楼を見るために！ 　日々刻々と総選挙が近づいている．
　現況は自民党の善戦が目立つ．世論調査の支持率もアップしている．
　これは，自民党が全国で必死の巻き返し作戦を展開しているからだ．
　この先頭に立っているのは，建設業協会だ．
　民主党がマニフェストで公共事業予算削減を記載したことを逆手に取って，
　「民主党政権になると，公共事業が削減されて建設業は大変なことになる！」
　と各県の建設業協会が傘下の建設業者にハッパをかけている．
　とくに東北は活発で，青森では世襲・津島淳候補（津島雄二の長男）まで推薦した．
　ただし，建設会社の社長が現場作業員の家を個別訪問するような動きはない．

　農協も懸命の選挙運動を展開している．
　民主党の政権公約にある「農産物の所得保障制度」．
　これは，政府が農家に直接振り込む制度で，農協抜きだ．
　これに農協はカチンときて危機感を深めている．
　鹿児島の某農協幹部は，
　「今回の選挙は，自民・民主の戦いではない．農協と民主党の闘いだ！」
　と悲痛な演説をブッて歩いている．
　これで，農協職員と家族の票はビシッと固まったが，逆に農家は冷めてしまった．

　鹿児島の地で 「乳酸菌農業」 を展開している飯山一郎も，先日は大演説をブッた．

日本は情けない国になってしまいました．仕事がない，夢がない，金がない．
年金も医療も介護もボロボロ，生活苦で皆ヘトヘト，自殺者も毎日１００人！
ところが，お役人や金持ちや一流企業は，手厚い補助金でホクホクです．
もう 弱者切捨て，金持ち優遇の自公政権では駄目だ！ と皆が怒っています．
こんなヒドイ政治でも，昔の人は諦めていました．…ここで昔の唄を歌います．
大正時代，添田唖蝉坊という人が歌った 『あきらめ節』 という歌です．

♪ 地主金持は我儘者で，役人なんぞは威張る者．
　　　　こんな浮世へ生れて来たが，我身の不運とあきらめる．
.
♪ どうせ此の世は弱い者いじめ．貧乏人泣かせの世の中だ．
　　　　どうせこの世はこうしたものと，私ゃいつでもあきらめる．

　どんな悪政でも諦めるほかなかった．…本当に昔の人は可哀相でした．
　しかし！ 現代に生きる我々は諦める必要はありません！
　悪い政治をした政権政党をブチ落とすことができるからです！
　それが来たる８月３０日の衆議院選挙です．
　どうか皆さんも，８月３０日の投票日には，投票用紙に，
　あみや信介，あみや信介 と鮮やかに書くことによって，
　「弱者切捨ての自公政権では駄目だ！」 という怒りの意思表示をして下さい！

　静岡県沖地震．地震予知連は 「東海地震とは無関係」 と公表した．この理由は…，
震源がプレート内で，プレートの跳ね上がり型地震とは違う，ということのようだ．
　つまり，地震の原因を “科学的に” 説明するプレート・テクトニクス理論とは違う，と．

　しかし今回の静岡地震は，プレート・テクトニクス理論とは別の仮説で考えるべきだ．
　どういうことか？
　今回の静岡大地震は，震源がプレート内で，地震の規模（マグニチュード）が ６．６
と大きい．これは，大爆発がプレート内で発生したということだ．
　今回の地殻内の大爆発は，おそらく水蒸気爆発と水素爆発だ．これで終っている．
　ところが…，
　この地殻内の爆発が大規模，かつ爆発のタイミングが合うと水爆（核融合）になる．
　これは恐い．文字通りの “天変地異” となるからだ．

　プレート・テクトニクス理論でいうプレートの跳ね上がり型地震は，たんなる大地震だ．
　しかし 「地殻内での水爆型大爆発」 と 「プレートの跳ね上がり」 が同時発生すると，
これは “天変地異” と言うしかない大災害となる．
　この “天変地異” を，古代中国人は 「龍脈の乱れ」 という概念で説明してきた．
　そして， 「風水学」 という学問にまで集大成した．
　風水でいう 「龍脈」が乱れると，竜巻・洪水・地震・火山の爆発が順次発生する．
　あるいは同時発生する．今回は火山の爆発現象がないので少し安心だ．

　ただし，今回の静岡大地震は陸地に近く，しかも浜岡原発を直撃する形勢だ．
　こっちのほうが富士山の爆発よりも恐い．
　しかし不気味だ．近々崩壊する自公政府もシーンとなっている．人災の臭いもする． 　きょうは小生，朝から民主党応援の選挙運動デーだ．
　一緒に歩いている７人全員が，７０歳代の爺ちゃん軍団．
　自民党色の濃い鹿児島なのに，これはどうしたことか？
　爺ちゃんたちは，最初，自民党の高齢者切捨て政策に激怒した．
　次に，こんなにも日本を駄目にしたのは自民党だ！ と気づく．
　そして，もうこうなったら自民党を落とさんといかん！ となったワケ．

　しっかし，私も，彼ら爺さま軍団の前では “若い衆” だ．
　昼食は寿司が食いたかったのだが，爺さま達の総意に従い不味いソバを食った．
　あ，本日は夕刻，『民主党・あみや信介総決起大会』が開催される．
　場所は，曽於市中央公民館．１８時３０分からだ．
　私は応援弁士として演壇に立つ．これも爺さま軍団の “命令” だ．
　しかし，演壇に登ったら遠慮はしない．
　「先ず，自民党をブチ落とすこと！ ここから新しい国づくりがはじまる！」
　と，激烈かつ痛快なアジ演説をブツつもりだ．

　ところで昨日の続き．酒井法子の事件．
　ま，のりＰは１０年も前からシャブ中だったわけで，これは絶対に許されない．
　しかし！ だ．
　のりＰのシャブ中は業界では有名だったというし，当然にＫ察も知っていた．
　ちうことは何かい？　１０年もの間，のりＰを泳がしていた，ちうワケだ．
　つまり…，
　業界はシャブ中だらけ．それに，のりＰは大切なお客様だし，取り締まれない！
　…ちう事情があったワケだわな．

　つまり…，
　『 麻薬シンジケート ＝ Ｋ察 ＝ 芸能界 ＝ 芸能人のバックにいる偉いサン達 』
　…こういうズブズブの関係があるワケだ．

　この 「ズブズブの関係構造」．この構造の全体が “癌” なんではないの？
　のりPなんてシャブ中女は，小さな一個のガン細胞．
　巨大な “癌” を放置しておいて，小さな一個のガン細胞だけを叩きぬく…，
　これは ちーと間違っているんではないかい？
　…と私は言いたいわけ．

　おっと，曽於市まで演説をブチにいく時間だ．
　迎えが来た． （汗）
　アスタ・マニャーナ！ 　私は爺さんだから，長い人生，いろんな体験が多い．
　そこで，あっけらかんと昔の体験を告白するが，麻薬も覚醒剤もやったことがある．

　麻薬は，昔，スペインにいたとき，モロッコ製のハシシ（大麻）を吸っていた．
　大麻（ハシシ）のお陰で…，
　プラドではゴヤの，マラガではピカソの偉大さが深く理解できた（ように感じた）．
　大麻の葉と実はマラガで知り合ったクウェート人の武器商人（大金持ち）にもらった．
　この死の商人との付き合いで，武器商人の狡猾なビジネスの裏面を垣間見た．
　大麻の実をフラメンコ・ダンサー（ヒターノ＝ジプシー）にあげたら凄く喜ばれた．
　その後，このプロのダンサーの家にホームステイして，沢山の友達ができた．
　大麻は，タバコのような習慣性はない．アヘンやヘロインのような毒性もない．
　ただ，あの気が大きくなるような酩酊感は素晴しかった．懐かしい．

　覚醒剤は，大昔，ヒロポンというヤツを打ったことがある．
　この薬効つうか，スカッと爽やかな充実感は凄いもので，疲労感は一瞬で消えた．
　ヒロポンは昔は簡単に入手できたので，多くの労働者がコレを打ちながら働いた．
　働いて働いて，徹夜で働いて，最後は身体がボロボロになって死んでいった．
　こういう蟹工船的な過重労働の土台（人柱＝ひとばしら）の上に今の繁栄はある．
　このことは，絶対に忘れてはならないだろう．

　いま，麻薬や覚醒剤は非常に危険だ．
　リスクが大きすぎるからだ．
　とにかく，麻薬や覚醒剤のリスクは，大きすぎるほど大きい．
　大きすぎるほど大きいリスクとは 「社会的なリスク」 のことだ．
　どういうことか？
　麻薬や覚醒剤の所持や使用が発覚し逮捕！ …これは普通の逮捕ではない．
　マスコミに追いかけ回され，公表され，徹底的に叩かれるのだ．
　並大抵の叩かれ方ではない．ヒステリックな，リンチに近いパラノイアだ．
　容疑者は，国中の憎しみの対象にされて…，容疑者の人生は終わる．

　おっと…，
　酒井法子のことを書こうと思っていたのだが，のっけから脱線している．
　この続きは，明日書きます．
　アスタ・マニャーナ！ （スペイン語で 「明日またね！」） 　鹿児島は暑い！ いや日本の夏は全国どこも暑い．
　日本の暑さは “蒸し暑い！” というやつで，ガイジンさん達には耐え難いそうだ．
　日本の耐え難い蒸し暑さを文明学的に解説した良書があったのだが…，忘れた．
　和辻哲朗の文明論・『風土』には，インド洋の暑さに参った話が出ている．
　しかし，インド洋は一年中猛暑なので，現地の人々は暑さに慣れている．
　日本は，爽やかな５月の風と１０月の秋風の中間の猛暑で，しかも湿度が半端ではないからコタエるわけだ．
　とはいえ…，
　無実なのに灼熱の牢獄に投げ込まれた植草元教授の苦難を思うと，娑婆の暮らしは まだ天国だろう．
　「お塩事件」と「シャブＰ事件」 のせいで，総選挙の話題は消えてしまっている．
　しかし，植草元教授の恨みを晴らすための選挙運動は着実に進めていきたい！

　ところで，「シャブＰ事件」 だが，これは，盆過ぎでも良かった！ という話がある．
　もともと，すべて分かっていたわけだし…，どんな絵図 （シナリオ） も描けたはずだ．
　それが急遽，あっという間に，「お塩事件」 が霞むような大事件になってしまった．
　「お塩事件」 は，ヒトが一人死んでいるのに，事件としては終ってしまった．
　いや，終らせてしまった．
　つまり…，
　麻布署は，「お塩事件」 の最初の段階から 事件性なし！ と言い切っていた．
　麻布署は，ロクな捜査もしないうちから…，
　「たしかに六本木ヒルズで死亡案件はあった．しかし事件性はない．芸能人も絡んでいない！」 と断定していた．これって，少しおかしいんでないかい？
…と思う間もなく，のりＰの亭主を突然逮捕， 「シャブＰ事件」 の大騒ぎである．

　上の話は，埼玉の老友から電話で聞いたネタである．
　「飯山！ 酒井法子は “当て馬” だよ！
　　押尾事件の背後には，とんでもない人脈が連なっている．
　　これが事件になり，芋ヅル式になると，自民党は選挙にならなくなる．
　　元警察官僚の平沢勝栄までもが必死で揉み消し工作に動いている．
　　しかし，うまくいかない．…そこで急遽のりＰをブチ上げることにした，と．」
　「ウーン」 としか，私は言えなかった．
　埼玉のアニキは…，
　「こんなことはネットの世界では常識になっている！」 と引かない．
　「俺，最近ネット歩きしてないし…．自分の掲示板も見れないほど超多忙で…，」
　と，私はグチをこぼしはじめた．とたん，電話が切れた．短気な老友だ． 　酒井法子が出てこない．
　いまにして思えば，あざやかな消え方であった．
　そして，あざやかな逃走劇である．
　したたかな逃げ方，見事な隠れ方である．
　これは，たった一人の遁走劇ではない．
　のりＰ一人では出来ないワザである．
　のりＰは，隠遁術の達人と一緒に逃げている．
　達人とは，麻布署管内にあるクラブの社長だ．
　この社長はプロの売人だ．麻布署にも“仲間”が多い．
　逃走資金もたっぷりある．人脈も半端なものではない．
　巨大な “教団” の関与も疑われるている．
　 “巨大な教団” と “強大な教団” の軋轢もあるという．
　この深い闇の部分に光が当たれば…，
　思わぬ大物の捕り物劇が見られるかも知れない．

　のりＰの麻薬騒動劇は…，
　ブッシュと金正日の麻薬をめぐる馴れ合いの世界かく乱劇．
　これほどの巨編ではないが，草彅剛の深夜騒動よりは長編になる．
　草彅の深夜中続いた元気はエクスタシーっぽいが警察は許した．
　あれに懲りて，今回，警察はシャカリキになっている．
　ただし，のりＰが出てくるのは，おしっこがキレイになってからだ．

　そんなことより…，
　麻薬をめぐる日本の闇世界の構造が明らかになればいいのだが…，
　のりＰひとりを血祭りの犠牲の羊に仕立て上げて…，
　今回のシャブ騒動劇には幕がひかれるのだろうなぁ，と思うマンモス． 　昔，原爆の日は政争の日だった．
　東側の原爆は“善”で，西側の原爆は“悪” とかと，争っていた時代もあった．
　だから，この日，私はひとり黙祷する．何十年も前からそうしてきた．
　黙祷のあと，私はひとり黙考する．
　何時間も何時間も，原爆と国家と平和の関係性を考える．
　考えて考えて，私が出す結論は，いつも…，
　先ず，「国家が元凶！」 ということ．
　次に，「国家に核廃絶を迫る思想・哲学が絶対に必要！」 ということだ．

　しかし，何年経っても 「国家に核廃絶を迫る思想・哲学」 は出てこない．
　逆に，毎年毎年，「平和の哲学．核廃絶の思想」 は退廃してきている．

　本日．秋葉広島市長の「平和宣言」は，退廃というより退席したい気持ちになった．
　なにも，原爆投下国のアメリカをなじれ！ とまでは言わないし…，
　オバマ大統領のプラハでの「核廃絶宣言（？）」 は，それなりに評価できるし…，
　そのオバマ大統領を支持していくのも悪いことではない．
　しかし…，
　オバマを支持する多数の勢力を 「オバマジョリティー」 と呼び…，
　宣言の最後は英語で…，

　…ときた．
　こーゆーことは，オバマが広島に来た時，式典のあとの晩餐会とかで言って欲しい．

　原爆の日．
　オバマか，せめてフリントンを広島に呼びつける！
　張成沢か，せめて金桂冠を広島に呼びつける！
　そうして，盛大に “アジア核軍縮会議” を開催する！
　こういう迫力あるニッポン！ に日本はなれるのか？
　なれる！
　それには…，
　「オバマジョリティー」 などというヨイショ言語は使わず…，
　せめて 「ヒロシマジョリティー」 と言いなさい！＞秋葉氏 　私は「つきあい主義」を信条としている．だから友人が多い．連日沢山の友人が遊びに来る．つきあいが大変だ．忙しい．
　創価学会員の友人も多い．聖教新聞の幹部や県のトップになった友人もいる．創価学会の勉強会で講演をしたこともあるし，私の会社の役員になった創価学会の偉いさんもいた．
　私は，思想信条では人様を絶対に差別しない．むしろ異質な人間が好きなのだ．ただし，言うことは言う，聞く時は聞く！
　とはいえ，今回の池田SGI会長の容態の件は不問のままだ．
　しかし，彼らの雰囲気は慎重に観察させてもらっている．
　はっきり言おう．
　彼ら全員，なんか元気がない．聖教新聞も，グラフＳＧＩも元気がない．覇気がない．
　総選挙が近いというのにボルテージが低下している．攻撃的な闘争心が弱い．
　先月の聖教新聞の１面も，以前と違って池田SGI会長の写真が少ない．
　池田SGI会長の健在ぶりを示せたはずの２９日の師弟会館での記念勤行会…，
この時の写真 （右上） を見ると，池田SGI会長の表情はピンボケ．
　しかも後列の幹部連中より小さく写っている．
　これまで，池田SGI会長が他の幹部達より小さく写ってる写真はなかった．
　こんな写真は，池田SGI会長も秘書も，また取り巻き連中も絶対に許さないはずだ．
　聖教新聞は，今回に限り，どうしてこんな写真を載せたのか？

　「ひょっとすると」 と思っていたら…，
　案の定，ストレイ・ドッグこと山岡俊介が書いている．（アクセス・ジャーナル）．
　山岡は，慶応病院の関係者（Ａ氏，医学博士）が次のように断言したというのだ．
「いろいろ支障があるので、具体的には話せません。しかし、ご指摘の方が脳死状態であるのは、私が得た情報などを総合すると１００％間違いないと思っています。
　その方のうちへの入院に関しては、（７月）22日から25日までと、24日から１日だけの２つの説があるが、私が確認したところでは後者だと思います。
　そして、この扱いは偽名です。退院したことになっていますが、しかし、いまもＫ病院内に実はいる可能性も高いと思います。」

　山岡俊介が ここまで書くからには，信じる信じないは別として…，
今後の日本の政治と選挙情勢を見る上で，“池田大作の死”は重大な可能性として，
また，重要な変動要因として脳裏・念頭におくべきだろう．
　なぜならば…，
　日本の支配層と，彼らの広報機関（＝マスコミ）は，“池田大作の死”を極限まで利用しつくすハラだからである．

　私は池田会長の訃報は信じたくないし，望まない．衷心から御長命を願っている．
　しかし，いま，あえて，創価学会の畏友達には言っておきたいことがある．
「不幸にして万が一の場合，“池田会長の喪”を政治権力に利用させてはならない！」
「もし，公明党の権力亡者が政権維持のために不埒事を企んだら追い出しなさい！」
「ここは頑として，どこまでも政治と宗教を峻別しなさい！」
「池田ＳＧＩ会長を政治と選挙のダシにしてはいけない！」（合掌）

“government of the people, by the people, for the people.”
「人民の人民による人民のための政治」

　第16代米国大統領・エイブラハム・リンカーンの演説の有名な一節である．
　誰もが知っている 『民主政治の根本原理』 である．普段は全く忘れられているが…，
しかし，時には記憶の彼方から呼び戻してみるのは有意義なことだ．
　なぜなら…，
この根本原理は，現実政治の善悪を検証するための絶好の判断基準であるからだ．
　ためしに…，
この根本原理に照らしてみたとき，いまの日本の政治はどうだろう？
そして，自民党の政府は 「人民のための政府 （Government）」 なのかどうか？

　この答は，植草元教授が 緻密かつ明快に解答している．（『知られざる真実』）
　すなわち，日本の政府は 「人民のための政府」 ではなく…，
　１）自公政権 ２）特権官僚 ３）大資本 ４）御用メディア ５）反動毛唐勢力 …という
『悪徳ペンタゴン』 による 『悪徳ペンタゴン』 のための政府である！ と．
　この植草元教授の明快な断定 （解答） に対する反論は見当たらない．
　それどころか，圧倒的多数の国民が，
　「自民党の政府は，国民のための政府ではない！」
　「自公政権は，国民の生活を破壊しする亡国の政府だ！」
　と，静岡県知事選や東京都議選で明快に断定した．
　この最終判定が下されるのが，今月末の総選挙だ．

　つまり，今回の総選挙は…，
　「自民党の政府は，国民のための政府ではない！」
　と断定する選挙なのだ．
　自公政権の “結果責任” を問う選挙なのだ．

　マックス・ウェーバーを引き合いに出さずとも…，
　そもそも政治は結果責任！ これが全てだ．
　そのために選挙はある．そのための選挙だ．
　選挙は，政策やマニフェストといった “動機倫理” を問うものではない．
　「こんなに素晴しい政策を実行しようと思ってます！」 …これは “動機” だ．
　どんなに “動機” が良くても，悪い政治をやってきた政党は，退場！
　これが “憲政の常道” というものだ．

　それにしても，自公の “政権居座り能力” は見苦しい．往生際が悪い．醜い．
　一発逆転の奇襲テロ！
　こんな悪だくみをＣＩＡや自衛隊東部方面隊に要請している筋の噂もある．
　米軍も下手に動くなよ！ 反米一色になるから．
　さらに，偉大な米国の民主主義に泥をぬることになる．
　とにかく，飛ぶ鳥 後を濁さないことだ．フェアに行こう！ 　悲報である．植草元教授が収監された．国策収監である！
　腸 （はらわた） が煮えくり返る！ 憤怒が湧いてくる！
　…という電話が何本も入った．
　俺も同じだ．俺も同じだ．…と言い続けた．
　ネットでは圧倒的多数の正義派ブロガーの気持ちも同じであろう．

　植草元教授の破廉恥行為が事実であったなら，諦めるほかない．
　しかし植草元教授の “事件” は，悪辣なデッチアゲである！
　デッチアゲを実行したのは官憲だが，官憲のバック，権力の奥の院には…，
竹中平蔵と，小泉純一郎がいた！
　竹中の経済政策の誤謬と売国性と犯罪性を，理論と事実の両面で追い詰める…，
植草の理論的緻密さと証拠を提示する迫力に対抗するには口を封じるしかない！
これが破廉恥罪デッチアゲの背景であり，動機である！
　破廉恥なのは竹中平蔵である！
　これを疑う脳天気は植草関連のサイトを１時間も読み漁れ！
　このデッチアゲ事件は，時の政権による言論弾圧事件なのだ．
　これを疑うウスバカ ゲロウは植草関連のサイトを１時間も読み漁れ！

　自公政権，特権官僚，大資本，御用メディア，反動毛唐勢力…，
この 『悪徳ペンタゴン』 の糞悪人共は “朗報”だと北叟（ホクソ）笑んでいるのだろう．
　しかし，この極悪人どもの “糠 （ヌカ） 喜び” も，あと１ヶ月で ジ・END だ．
　植草元教授が無事に出所したら…，
　まず，竹中平蔵を吊るせ！　おっと，国会に証人喚問せよ！
　次は，最高裁の近藤崇晴だ．こいつは特別委員会で集中尋問だ！
　小泉純一郎！　こいつの処遇は…，
　選挙に勝ってから考えよう！　…な，みんな！

　ともかく…，
　この恨みは選挙で晴らそう！ 　不気味な電話があった．
　「ドス黒い権力機構の深い闇の底で “逆転のシナリオ” が描かれている…」
　と言う電話の主は，私の “秘密の友人” だ．（…としか言えない）．
　いったい “逆転のシナリオ” とは どんな絵図なのか？

橋下や中田のテレビ作戦なんぞは児戯に等しい．
支配層 （既存権力） は，民主党の政権奪取を簡単には許さない．
いや，絶対に許さない！ という “地獄の絵図” を描いている．
そして…，
奥の院は “究極の手段” を実行する準備に入ったようだ．
この究極の命令が発動されれば多くの死者が出るだろう．
首都には厳戒態勢が敷かれる．
盆中帰郷した全員が首都に戻れなくなる．
浮動層は選挙に行かないだろう．行っても，圧倒的多数が…，
「この危機管理は自公政権の采配にまかせよう！」
という投票行動をとるよう，テレビ局が総力をあげて誘導する．
あ，総選挙が延期される可能性もある．
延期された場合は，小沢が不思議な死に方をする．
ともかく，盆前・盆中は要注意だ． 首都には入らないほうがいい！

　「分かった」 とだけ私は答えた．
　SFチックな妄想だ，と切り捨てたかったからだ．
　ただ…，
　いま，追い詰められた既存権力は窮鼠だ．何をするか分からない．
　いや，闇の権力は，９１１のような法外なことを平然と実行する．
　「今月は大都会には行かないようにしよう…」
　と漠然とおもった． 　“何様のつもり” になったとき，ヒトは大失敗する．
　この好例？ が 昔のまんま東氏である．
　「僕が行く党は負けない，負けさせない．負けたら地方分権ができない！」
　と “何様のつもり” になったとき，宮崎の知事さんは自滅し，逝った．

　今月は もう一人 “何様のつもり” が出そうである．
　ご存知 ハッタリ橋下氏である．
　テレビ局と組んで，各党のマニフェストに裁定を下す裁判長のつもりでいる．
　「マニフェストは自公の方が上！」
　との裁判長の判決をテレビが大々的に流せば…，
　国民は付いてくる！
　と ハッタリ橋下氏 （とテレビ局） は思い込んでいる．こーゆーのを，
　「思い込んだら命懸け！」 ともいう．

　しばらくは このハッタリ橋下氏とテレビ局の命懸けの合同作戦，
　 “マニフェスト審査キャンペーン”
　これが派手派手しく続くはずだ．
　しかし，ハッタリ橋下氏が “隠れ自公” であることはバレバレ．衆知の事実だ．
　つまり，テレビの人気と自公の推薦で府知事になれたことを知らない人はいない．
　だから…，
　「マニフェストは自公の方が上！」
　という “判決” を出したとたん，昔のまんま天狗劇場のときのように，
　「何様のつもり？」
　と大衆人気がスゥーッと引いてゆく…．
　このことを，テレビ局もハッタリ橋下氏も予想だにしていない．気づいていない．
　まさに “思い込んだら命懸け！” である．

　そこへ，アングリの人事が発表された．
　横浜で政治家人生をポックリ終えた中田氏を府の特別顧問にする！ というのだ．
　いくら橋下氏が中田氏が大好き！ だとしても，これは危険だ．女性票が逃げる．
　ともかく…，
　ハッタリ橋下氏とポックリ中田氏がタックルを組むアングリ人事…，
　これにはビックリというより，ガックリきた府民が多いのではないかな？ 　片山さつき（50），大逆風，大苦戦である．
　「私が着ているのは５８０円のＴシャツ，９８０円のズボン」 と，哀れをさそう迫真の演説．
　そして事務所開きでは，何と土下座である．
　“東大卒のエリート＆セレブ” が 土下座である．
　なんとも可哀相である．思わず同情してしまう．
　土下座までして哀願するのだから，ここは何とか
力をかしてあげよう！ と皆に思ってもらいたくて，
片山さつきは土下座をし続ける．
　しかし，皆，なんか覚めている．一歩引いている．前列には拍手をする人もいるが，
後のほうの人は何となく白けている．
　「選挙の時だけで，しょせんは落下傘だよ」
　と，あのコイズミ劇場のときの燃えるような熱気は全くない．
　よく見ると，片山さつきの土下座は中途半端だ．
　マイクを握っているので，両手をついていない．頭が地面についていない．
　正座からのお辞儀ではないので，つま先が立っている．きちんと伏してない．
　だから，土下座のように見えて土下座ではない．
　見え透いたパフォーマンスだ．感動を呼ばない白々しい大根演技だ．
　心からの土下座は感動を呼ぶ．シーンとなって拍手なんか出ない．
　片山さつきは土下座の作法も分かってないようだ． 　「センセーと呼ばれるほどの馬鹿でなし」 …ずいぶんと古い言い回しだ．
　たしかに世の中，センセーと呼ばれる人間は馬鹿，つうか，ろくでなしが多い．
　これは，センセ センセと呼ばれている ろくでなしの私が言うんだから間違いない．
　とくに “バカ率” が高いのは議員族．これは国会議員から村会議員まで同じだ．
　典型は，漢字も読めない麻生太郎という未曽有のアホーだ．

　冗談は さておき…，
　アホーとは正反対の 惚れ惚れするような市会議員を志布志市で発見した．
　知性と勇気と正義感にあふれ，キラリ！ と光る宝石のような市会議員だ．
　この逸材の名は，下平 晴行 （しもひら すみゆき）．
　下平議員と面談した印象は，農業と都市問題に造詣（ぞうけい）が深い学者だ．
　で，ビックリしたのは，先頃の議会での一般質問．
　下平議員は，「志布志事件」 （鹿児島県警によるデッチアゲ事件） について…，

　…と，志布志事件は警察の犯罪である！ と議場で断定した．大変な勇気である．
　続けて，下平議員は質問する．その要点は…，
「警察の強引な任意同行に簡単に応じた “被疑者” が，取調室での狡猾な誘導尋問により，やってもいないことを “自白” してしまった．これが志布志事件の本質だ」 と．
　さらに，下平議員は志布志市長に迫る．
　　「警察の強引な任意同行や不当な取調べから市民を守るために…，
　　市の職員が日頃から勉強し，市民の方に情報提供し…，
　　市民をあらゆる角度から守っていく！
　　そういう安心して住めるまちづくりをすすめていく．
　　市長，どうですか？」
　…といった迫り方だ．
　「警察の不当な捜査から市民を守る！ そういう志布志市にしよう！」 と．
　まさしく画期的，いや革命的な一般質問である．
　志布志市議・下平 晴行 （しもひら すみゆき）．正真正銘の薩摩隼人である．

　結論を急ごう．
　自民党独裁政権下での検察・警察の横暴は目に余るものがあった．
　志布志事件だけでなく，植草一秀，鈴木宗男，佐藤優…．
　みな不法捜査，不当逮捕，デッチアゲの冤罪事件である．
　白川勝彦が遭遇した暴力的な職務質問 のような事件も頻発していた．
　直近では小沢一郎のイメージダウンを狙った悪質な国策捜査．
　これも，合法的な政治献金処理を強引に犯罪事件にするというデッチアゲ事件だ．
　こういう官憲の横暴を許しておくと，日本は本当に警察国家になってしまう．
　そうしないためにも，きたる総選挙…，
　可視化法案などで官憲を厳しく監視する民主党に政権を取らせよう！
　さらに…，
　国民の敵，反動・亡国の自民党を１００議席以下までブチ落とそう！
　目標！　自民党７９議席！　ジミン泣く！　泣く泣く７９議席！　ジ・ＥＮＤ． 　テレビ局は，朝から晩まで，マニフェストの採点に忙しい．
　採点というより，民主党のマニフェストにケチをつけたい気持ちがありありだ．
　マスコミの偏向報道 （とくに読売は悪質だ） は，秋以降，民主党政権によって徹底的に締め上げられるから，マスコミは真剣だ．“激怒する浮動層” は楽しみだ．
　この “激怒する浮動層” （G層） にとっては，マニフェストなんかどーでもいい．
　Ｇ層は，いつ路頭に迷う （ホームレス） か？ この不安にふるえている．
　みんな自民党のせいだ！ マニフェストなんか関係ない！ 自民党を叩き落とせ！
　…と，Ｇ層の怒りが爆発した． それが静岡県知事選や東京都知事選だった．
　それでもＧ層の怒りはおさまらない．８月末に，再度，大爆発する！
　このＧ層の怒りをマスコミはまったく理解してない．まるでＫＹだ．

　いま，Ｇ層の支持政党は，とりあえず民主党だ．「とりあえず」でも民主党だ．
　Ｇ層の支持政党をテレビ局がケナせばケナすほど，彼等は カチン！ とくる．
　自民とＴＶの協同ネガキャンに反発して，益々テレビ局と自民党が憎くなる．
　マニフェストなんか，どーでもいい！ 政策なんか関係ねぇ！ となる．
　Ｇ層は，政策ではなく，政権を変えたいのだ．チェーンジ！ なのだ．
　イエス，ウィーキャン！
　こう思い，８月末，Ｇ層は張りきって選挙に行き，民主党に投票する…．

　いままで…，
　自民党という政権 （政治権力） が成立していたのは，支持者がいたからだ．
　自民等を支持し，自民党に投票し，自民党に従う国民が大勢いたからだ．
　それが今は，支持者が激減してしまった．
　もう滅多なことでは，支持者は自民党には戻らない．
　道州制などという官僚強化策を打ち出し，ハッタリ橋下なんぞを動員しても駄目だ．
　昔のまんま東なんぞを共演させたら，もっと駄目だ．

　何度も言うが…，
　今回の総選挙は，「政策選択」 ではなく 「政権選択」 の選挙だ．
　Ｇ層は 「政権」 を変えたい，つまり 「政治権力」 を変えたい…，
　いや，権力を持つもの全てを変えたいのだ．
　だから，自民党という権力が倒れても，Ｇ層の闘いは終らない．
　Ｇ層の闘いは，彼等の不安と不満と格差 （生活苦） が解消するまで続く．
　したがって，自民崩壊後は次のターゲットが浮上する．
　偏向マスコミ，次は高級（高給）官僚…．
　このうち偏向マスコミはもろい．
　もともと偏向マスコミは，独立性がなく，権力犬志向だから直ぐに崩れる．
　したたかな 高級（高給）官僚 との闘いは長期化する．
　ただし，東京地検特捜部は “犯罪” の証拠が多いので，早期の逮捕が可能だ．
　だから，犯人たちはジタバタしないで，素直にお縄を頂戴したほーがＥ． 　人間が生活するところ，汚水が出る．
　この汚水は下水道から 「汚水処理場」 まで流れていって処理される．
　（下水道のないところでは，庭先に 「浄化槽」 が埋めてあったりする）．

　「汚水処理場」 では，曝気 （エアレーション） をして汚水を処理する．
　曝気 （ばっき） とは，汚水のなかに大量の空気 （バブル） を送ることだ．
　この曝気は，大量の電力を消費する．
　だから，どの汚水処理場も莫大な電気代が悩みの種．

　この電気代を，３０分の１ ～ ４０分の１ にする装置を発明した爺さんがいる．
　その爺さんの名前は 飯山一郎．私だ．
　私が発明した装置は，商品名を 『グルンバブラー』 といって…，
　超微細な泡（あわ），英語で言うとマイクロ・バブルを発生させる装置だ．
　特長は，小さなモーターしか使わないので，電気代が格段に安くなることだ．
　明日，『グルンバブラー』 を導入する会社は，月に２００万円の電気代を使っていた．
　ところが，『グルンバブラー』 導入後は，電気代が，なんと ５万円/月 になる！
　すごいでしょ？

　『グルンバブラー』 の価格は，節約できる電気代の１年分．
　これを２年かけて払っていただく，という仕組み．
　安いし，払いやすいでしょ？

　『グルンバブラー』 の代理店になることは簡単だ．
　「紹介代理店」 という制度で，お金は不要．紹介するだけ．
　で，成約後，「紹介手数料」 が １５％～２５％ 支払われる．
　契約とか工事とかアフターサービスは，私の仲間が全部やってくれる．
　だから，サイドビジネスには最適．お客さんも大喜び．
　なんせ，電気代が ３０分の１ ～ ４０分の１ になるのだから…．
　あなたもやってみたら？

　言葉は恐い．ヒトは言葉でコロリとだまされる．
　「だましの言葉」．…これが見破れれば，人間は一人前である．
　私のばやい，頭は少々ボケてるが，滅多に騙されない．
　人生経験が長いので 「だましの言葉」 を見分けることができるからだ．
　たとえば…，
　役人や政治家が，「善処します！」 とか 「前向きに検討します！」
　と言ってきたら，これは 「ＮＯ！」 という意味だ．
　役人や政治家の言うことをマトモにとると，痛い目にあうので注意したい．
　ちなみに 「いやよいやよは いいのうち」．…この意味も知っておきたい （笑）

　さて，最近よく聞く 「マニフェスト」 という言葉．これは 「だましの言葉」 だ．
　テレビによく出る有識者が，
　「マニフェストを早く出すべきだ．でないと有権者が判断できない！」
　などと言ったら，この有識者は偽者！ あるいは 詐欺師！ と思っていい．

　紙に書かれた美しい言葉 （＝マニフェスト） で政治を判断するのは大間違い！
　…と気づかなかったので，有権者は騙されつづけてきたのだ．
　たとえば，４年前の小泉自民党のマニフェスト．
　郵政民営化で行政がスリムになり，国の歳出が減り，経済も活性化し，地方も発展する．年金も医療も今より良くなり…と，美しい言葉がズラリとならんでいた．
　この自民党のマニフェストを信じた結果，いったい日本はどうなったのか？
　国破れて霞ヶ関あり，民貧にして怒り深し．…見るも無残な有様だ．

　騙された！ 自民党のマニフェストは出鱈目だった！　もう自民党はダメだ！
　…と気づいた有権者が，静岡や東京で，怒涛のような投票行動をとった．
　「自民党を落とせ！」 と，“怒りと怨み” をもって選挙に行ったのだ．
　従来の “棄権する浮動層” が “激怒する浮動層” に変わったのだ．
　そして今に至るも，浮動層の怒りはおさまっていない．
　この怒りの矛先 （ほこさき） を変えようと，テレビに出る識者たちは，マニフェストに
に書かれた一字一句に国民の目を向けようと必死である．
　まさに，「支配者の矛盾を隠すマニフェスト，野党が出すと攻撃の材料」 である．
　この意味でマニフェストは，きわめて非民主主義的な慣習なのである．

　「政策で政党を選ぶ」 …美しい言葉である．しかし，「だましの言葉」 である．
　はっきり言おう！
　今回の総選挙は，政策選択の選挙ではない！
　マニフェストを比較して政党を選ぶ選挙ではない．
　今回の総選挙は，政権選択の選挙なのだ！
　それほどまでに日本の政治と経済は，そして庶民の生活は最悪状況にある．
　したがって…，
　いま，この国に必要なのは，良い政策ではない．良い革命なのだ．
　良い革命とはなにか？
　まずは政権交代である！　無血革命である！
　その先，旧支配層が卑劣な手段を弄して新政権を潰しにかかったら…，
　血も暴力も恐れずに蜂起し，激烈に闘えばいい！ 　１９８０年 （いまから３０年ほど前） ．
　自民党は 「三角大福中」 の争いで分裂状態だった．
　主流派・反主流の争いは 「ハプニング解散」 を呼び，衆参同日選挙となった．
　与野党は伯仲しており，選挙は白熱していった．
　その最中，大平正芳総理が突然死，選挙は 「弔い合戦」 になった．
　結果は，自民党が大量の同情票，香典票を集め大勝した．
　これで与野党の伯仲状況は完全に解消し，自民党政権は見事に安定した．

　ところで，昨夜…，
　池田大作死去！　という噂が飛び交い，一時，ネットは沸騰した．
　この噂，真偽は別にしても，帰趨 （事の成り行き） は重大である．
　なぜか？
　この国の将来を決める重要な選挙の真っただ中にあり，その最中の “大物の死”
は，選挙の結果に重大な影響を及ぼすからである．

　『アクセスジャーナル（有料）』 の山岡俊介は，「脳死」 という海外情報の信ぴょう性が高いことを示唆している．
　しかし，“事実” は，いまだ藪の中である．
　たとえ “事実” が山岡俊介の推測どおりだったとしても，“喪” は伏せられるだろう．
　理由は，ふたつある．
　まず，池田大作会長は，創価学会・公明党の “肝心要” だった．
　この “要（かなめ）” ゆえに 巨大な宗教組織は安定していた．
　また，創価学会と公明党の関係も安定していた．
　現実は…，
　創価学会には “自民党べったりの権力亡者・公明党” を嫌う信者が意外に多い．
　池田会長のご威光と ご意向があるからこそ公明党の集票マシンを努めていたのだ．
　もし万一，池田会長ご逝去ということになったら…，
　公明党のトップは，順次，竹入義勝や矢野絢也のようになっていくだろう！
　…と期待する信者は少なくない．
　なによりかにより，“要 （かなめ）” を失った途端，創価学会は内戦状態になる．
　創価学会の莫大な資産と，巨大な利権と，強大なポストを争う戦争になる．
　これは “現世利益宗教” の宿命だから仕方がない．
　ともかく，内乱を防ぐために，“喪” は当分伏せておかねばならない．
　公表できない “喪”．これが池田大作，最大の不幸である．

　“喪” が伏せられる理由のふたつめは…，
　９回裏の一発逆転 満塁ホームランの “弔い合戦” の奇策である．
　つまり，自民党・公明党・政府の “合同葬” だ．
　もちろん マスコミ総揚げ！ である．創価タレント総出演！　である．
　葬儀の日まで…，
　連日連夜，有名人の悲しみの声が流され，故人の威徳が偲ばれる…，
　日本と世界の平和を希求し，日中国交の礎（いしづえ）を築いた偉大な故人が生前，
雑誌 『潮』 で世界の偉人たちと対話した原稿が読まれ，ときに肉声が流れる．
　その合間，巧妙な間合いで，自民党と公明党の合併が粛々と発表され…，
自民党も公明党も発展的に解消し，新しい日本を創る 『公民党』 が発足する．
　これは 故人が生前，舛添 （故人と同じ韓国系） に託した遺言であり…，
遺言に沿って （出自を隠した） 舛添が 『公民党』 の初代総裁に就任する．
　葬儀前日，温家宝中国首相が羽田空港に到着．続いて李明博韓国大統領も．
　夕刻にはヒラリー・クリントン米国務長官も到着，通夜の会場までヘリで飛ぶ．
　いよいよ葬儀当日…，
　荘厳で悲しみに満ちた葬儀 （いつしか政府葬） の模様が終日流され…，
　中国首相・温家宝と，韓国大統領・李明博の弔辞は同時通訳．
　クライマックス直前，秋川雅史が，『千の風になって』 を涙声で朗誦．
　そして，真打登場！
　「国民の皆様，新しい日本をつくるために お力をお貸しください！」
　と厳粛かつ悲痛な弔辞の口調ながらも，内容はほとんど選挙演説の舛添．
　これが一発逆転の満塁ホームランになるかどうか？
　…なる！ という見通しがつくまで “喪” は伏せられる．

　マイケル・ジャクソンの葬儀が，あまりに凄く，あまりに見事すぎたので…，
何をやっても見劣りしてしまうキライがある！ …これが本日の結論． 　露骨なネガティブ・キャンペーンが始まったようだ．
　２４日，公明党は総選挙に向けたマニフェストを発表した．
　目玉は 「政治とカネ」 で，会計責任者が虚偽記載を行った場合に監督者の政治家本人を公民権停止し，議員資格を失う法改正をうたった．（記事）
　これは鳩山由紀夫と小沢一郎を狙い撃ちするものだ．
　公明党は 「清潔政治を実現」 というが，公明党自体，それほど清潔ではない．
　石井ピン議員に３００万円の “上納金” の問題を指摘されているし，学会とのカネの関係もブラックボックスの闇の中．公明正大ではない．
　選挙運動も宗教施設を不法に使用するなど “公明選挙” ではない．
　公明党の 「自分には甘いが他人には厳しい！」 イジメ体質は不治の病かも．

　「政治とカネ」 の問題は，植草一秀がズバリと本質を指摘 している．

「政治とカネ」の問題の中心は「金権体質の自民党」にある。
民主党は以下の数字を積極的にアピールするべきだ。
　自民、民主両党の２００７年政治献金実績。
　　自民：総額２２４億円、うち企業献金１６８億円
　　民主：総額　４０億円、うち企業献金１８億円
　経団連加盟企業の経団連を通じる企業献金は、
　　自民：２９億１０００万円
　　民主：８０００万円
企業献金にとっぷりと浸かっているのは自民党である。
民主党は、「政治とカネ」の問題に対する根本的な対応策として、
「企業団体献金の全面禁止」
の方針を決定した。これ以上にこの問題に対する明確な姿勢はない。

　ところが，「企業団体献金の全面禁止」 に，またも読売は反対！ を言い出した．
　さすが！ 日本一の御用新聞である．
　読売の社説は公明党のマニフェストへの見事なチョウチン記事になっている．
　しかし，公明党のマニフェストも読売の社説も，内容はネガティブ・キャンペーン．
　とくに読売の社説の文章は，
　「政治とカネの問題への有権者の視線は厳しい。」 とか…，
　「東京地裁が、工事の業者選定に関する小沢氏の秘書の“強い影響力” を認定した事実は重い。」 とか…，
使い古されて手垢のついた効果のない誹謗中傷記事．
　芸なし，パンチなし，華なし…，鼻持ちならないだけの駄文だ．
　当然，植草一秀が指摘している 「金権体質の自民党」 には アンタッチャブル．
　日本の支配層の論調・思想が，想像以上に劣化している証拠だ．（爆） 　私のライフワークは，化学肥料や農薬を使わない乳酸菌農業を普及する仕事だ．
　このプロジェクトが鹿児島でヒット！　お陰さまで超多忙の毎日である．
　このためPCの前に座るのは就寝前だけ．読みたいサイトが読めない．（涙）
　…が，貴重な情報を電話やメールで教えてくれる仲間が多いので大助かりだ．
　最近は超大手メディアや政府内部にメルトモが増え，情報の質量が向上している．
　だから，この一ヶ月，私は，口コミや耳学問で世界を見，人生を考えてきた．（苦笑）

　ただし，きょうだけは違った．
　私は，３時間以上もパソコンの前に座り続けた．
　悲しい，同時に腹立たしい，憎悪すべき情報が入ったからだ．
　それは…，
　植草一秀氏が収監される日が近い！
　という，怒り心頭に発するような情報だった．
　私は，植草一秀のブログ を読みはじめた．
　何時間も，一心不乱に読みふけった．

　植草一秀． 卓越した経済学者である．
　ところが…，
　優秀すぎて，憂国の情と正義感が強すぎて…，権力にハメられてしまった．
　この碩学が犯したという破廉恥罪は，全くの冤罪である．デッチアゲである！
　このことは，ネットの中では証明し尽くされている．
　植草をハメた真犯人は，竹中平蔵！
　このことも，ネットのなかでは “常識” になっている．
　しかし，破廉恥な最高裁は，この憂国の学者に，なんと実刑を申し渡した．
　そして，近々，収監されるという．
　これはまさしく事件である．冤罪事件である．弾圧事件である．焚書坑儒である．
　嗚呼．我が祖国・日本は，最低の弾圧国家になったようである．

　一刻も早く，この国のあり方を徹底的に変えなければならない！
　政府も，官僚も，官憲も，総入れ替えが必要である．絶対に必要である．
　官僚も官憲も，トップの首は刎（は）ねたほうがいい．
　高裁，最高裁の裁判官は，全員を研修所にブチ込み，徹底的に再教育する！
　天下り機関も，すべて廃止！　官僚の給与も５０％以上カットでいい．
　小泉と竹中は市中 （東京と大阪） 引き回しの上，竹島（韓国名：獨島）へ島流しだ．

　以下は，植草一秀の悲痛な呪詛にも似た憂国の檄文である．
　「収監される日が近付いておりますが、何よりも気がかりなことは、この国の命運を定める総選挙が行なわれ、新政権が発足するもっとも重要な時期に発言を封じられてしまうことです。」
　植草一秀の言論は，日本を変革する憂国の思想として尊敬をあつめてきた．
　植草一秀の発言が封じられてしまうことは，ネット社会の，いや，日本の損失である．
　植草一秀は，売国奴から日本を救う，壮絶な言論戦争の偉大な軍師である．
　この稀代の指導者が不当にも収監されたら，我々は，いったいどうしたらいいのか？
　先ずは，植草一秀のブログ を，眼光紙背，熟読することである．
　次に，植草一秀の文章を，ネット中にコピペし，リンクして配布しまくることである．
　さらに 『みんなでブログ・デモ行進！』 である．
　そして，植草一秀の “無事出所” を祈ることである．
　石井紘基議員のように暗殺されなくて良かった！ と安堵しつつ，祈りましょう！ 　前回の総選挙 （郵政選挙） は，当初，自民党は敗ける！ という予想が多かった．
　というのも自民党が，小泉勢力と “抵抗勢力” に真っ二つに分裂していたからだ．
亀井静香，綿貫民輔，小林興起，平沼赳夫，野田聖子，藤井孝男，等々，党を追放された大物議員たちが 「小泉はファッショだ！」 と自民党を激しく攻撃していた頃…，
　民主党は，「自民党が分裂し，誹謗中傷合戦をしているので，わが党は圧勝だ！」
と慢心し，すっかり油断していた．
　いっぽう，小泉は，電光石火，「刺客」 や 「くのいち」 を全国に放った．
　「くのいち」 とは，片山さつき，小池百合子，佐藤ゆかり等の女忍者である．
　この 「刺客騒動」 に，国民は総野次馬となってテレビを見つづけた．
　視聴率は鰻のぼり，小泉人気は鯉の滝登り．「くのいち」 は蝶の舞い上がりだった．
　この模様をテレビは総力で放映し，郵政民営化フィーバーを煽りまくった．
　テレビ局の全力報道は見事に效を奏し，郵政民営化は圧倒的な支持を集めた．
　小泉やホリエモンや 「くのいち」 の行くところ，群集が殺到し，黒山の人だかり…，
自民党分裂劇 は 野次馬総参加型のテレビ劇場で演じられるようになった．
　民主党はというと ビーバーの集団自殺，暗い海に落ちて溺死状態だった．
　さて…，
　ここで想起すべきは，”慢心民主党” が “放心民主党” になるまで，わずか１０日．
　アッ！ という間に情勢が変わったことだ．
　状況が一変し，民意が豹変したことだ．
　政治も人生も一寸先は闇．これから何が起きるか，誰にも分からない…．

　ただし，いま…，
　一発逆転！ を狙う 絶妙の秘策 が練られていること．これには要注意だ．
　公明党の 『民主党４大罪』 とういう誹謗文書もその一つだが…，
　さらに，もっともっと高級で洗練された戦術・戦略が練られている．
　麻生が涙を流して謝罪し，議員懇談会をシュンとさせた あの演技も…，
　その後，経団連や日本医師会などを いかにも誠実顔で行脚した演出も…，
深謀遠慮，練りに練られたシナリオどおりだ．（麻生が大根すぎるが…．）

　今後，間もなく，アッ！ と驚くようなマニフェストが発表されるだろう．
　このマニフェストを，テレビ局が手を変え品を変え，比較対照する…．
　そして，麻生が明るく笑い，舛添が絶妙な “知的論評” を加える，
　「財源の裏づけ・官僚の使い方．責任政党はどの党でしょう？」
　こうしてマスコミは，“明るい麻生と 知的な舛添” を全面に出して…，
　連日連夜，ニュースのたびに，マニフェスト・マニフェスト・マニフェスト・マニフェスト．
　この “マニフェスト徹底比較選挙” をテレビ局は総力報道する．
　この花形タレントは，いま，密室で真剣な演技指導を受けている “ニュー舛添” だ．

　しかし，こんな “マニフェスト比較キャンペーン” は，まだ序の口だ．
　暑い夏．盆をはさんで ４０日もある．何が起きるか？　分からない．
　事故，事件，災害．これらをチャンスに変えるシナリオも完成したらしい．
　人心は１０日で変わる！
　こう信じて，雲の上のシナリオライターは，一発逆転を狙っている…．
　今回の総選挙は，ネットが未曽有の影響力を発揮しそうだ．
　それは，投票を依頼する，いわゆる選挙運動だけではない．
　情報発信主体としてのブログの影響力が大きくなっている．
　その証拠に，情報発信力のあるブログが非常な真剣さで読まれている．
　自公べったりのマスコミ （新聞・テレビ） は信用できない！
　自公や検察と組んだマスコミの偏向報道は，もうイヤ！
　…という人が驚くほど増えている．こういう人がブログに大量に流れてくる．
　私ごときボケ爺の戯言（たわごと）駄文を読む変人まで入れると，大変な数だ．

　さて…，
　小沢一郎の秘書逮捕という選挙妨害の国策捜査．
　これに歩調を合わせたマスコミの卑劣なネガティブ・キャンペーン．
　そして，鳩山兄の 「故人献金」 を無理やり事件にしようとするミエミエの策略．
　こんな愚かしいネガ・キャンに，もう 国民は動じない．引いて眉をひそめる．
　カネに汚いのは，自民党じゃねーかよ！　…と，ひそかに思う．

　悪口や誹謗中傷は，聞くほうは気持ちのいいものではない．
　都議選のときの石原伸晃の執拗な 「故人献金」 攻撃．
　これに，多くの都民は引いてしまった．
　悪口しか言えない石原伸晃．…と，石原のイメージ悪化は致命的だ．
　誹謗中傷のネガ・キャンは，もう効果がないのだ．
　このへん，公明党は全く分かってないようだ．
　愚かにも公明党は，鳩山兄の 「故人献金」 問題などを 『民主党４大罪』 と批判する文書を策定し，選挙戦での街頭演説などで訴える方針だという．（記事）
　ま，公明党・創価学会の “仏敵” を誹謗中傷する迫力は日本一！ なので，今回は 世界一！ を目指して頑張ったらＥ． 　いま日本は，悪循環スパイラル！　この瀬戸際にある．
　やることなすこと，すべて悪い結果になる．…これが悪循環の恐さだ．
　たとえば，トヨタがそうだ．
　だんとつの世界一になろうと，世界中に新鋭工場をつくって巨大な資本を投下した．
　その途端，リーマンショック．以後，クルマは売れない商品の代名詞になった．
　プリウスだけは，エコカー減税と補助金という自民党政府の後押しのお陰で，売れに
売れている．車名別の新車販売台数でトップになった大ヒット商品だ．
　現在，プリウスの生産工場はフル稼働だが，予約の年内消化は難しいという．

　しかし，じつは…，
　プリウスは，売れれば売れるほど損失が巨大化するクルマなのだ．
　というのは，プリウス（L） の製造原価は ２３０～２４０万円．
　これに対して，販売価格はプリウス（L） で，２０５万円．
　２３０万円のクルマを２０５万円で売る…．大赤字だ．
　（エコカー減税や補助金の３０万円も購入者に入り，トヨタには関係なし．）
　こうなった原因は，ホンダのハイブリッド車・インサイトに対抗するためだった．
　（アメリカでも競争が厳しく プリウスは ２０６万円．大赤字車だ．）
　とにかく，プリウスは売れれば売れるほど損するクルマなのだ．
　また，販売店も部品メーカーも トヨタ本社の圧力で 利益なし．泣いている．
　世界のトヨタ． 悪循環である． しかも，抜け出せない…．

　やることなすこと，すべて悪い結果になる 悪循環．
　麻生太郎も やることなすこと すべて駄目だった．
　東国原英夫も 裏目裏目のドタバタ劇だった．
　東京地検・特捜部も，国策捜査で世論操作をしたが，世論は逆に離れた．
　マスコミも，民主党のネガティブ報道を懸命に徹してきたが，信用を失った．
　それでも懲りずに，あと４０日間，狡猾な偏向報道を続けるのだろう．
　続けたらいい．やることなすこと，ろくな結果にならないから…． 　先週の釜山訪問の実感は，韓国は景気がいい！ ということだ．
　いま思い出すと，釜山の街の駐車場は新車の展示会のようだった．
　とにかく新車が目立つ，というか輝くような新車だらけだった．
　それもそのはず，韓国の６月の国内自動車販売は過去６年間で最高だった という．
　半導体，液晶，携帯，造船は，“恵みの雨” のお陰で年初から景気が良かったが，自動車も （韓国政府の税制上の後押しもあり） 売れに売れている．
　韓国の車は米国・中国でも売れている．
　現代自動車は今年上半期，米国自動車市場で日産を追い抜いて販売６位に浮上，
史上最高の業績を記録し，今後は “世界のビッグ３” を目指すという．
　起亜自動車も，破産したGMのディーラーのうち販売力がある販社を買うという．
　サムスンも米自動車用電池メーカーを買収するというし，景気のいい話が多い．

　いっぽう，日本勢は振るわない．とくに米国市場が悪い．
　いすゞ自動車は昨年，米国から撤収し，スズキと三菱自動車も撤収検討中だ．
　トヨタ，ホンダ，日産も大赤字．

　この日韓の格差の原因は何なのか？
　先ずは，見通しの甘さである．
　日本は，政・官・学・業，どこも先が読めなくなっている．
　将来だけでなく，現在が読めなくなっている．
　やることなすこと，すべて裏目がでてしまう．
　この悪循環は当分続くし，スパイラルになってゆく…．
　政・官・学・業．全員が “思い知る” までは，止まらない．
　おそろしいことである．（…が，分かっている人は少ない．） 　きょうのサンプロ． 田原総一郎の御用おべんちゃらは可哀相なほどだった．
　ゲストの森元総理を持ち上げるというより，お世辞とおべっかの連発．
　田原総一郎は，人生の最後まで，幇間（たいこもち）の根性が直らないようだ．

　なぜ今頃，田原が森元総理を持ち上げているのかというと，魂胆があるからだ．
　田原は，やがて成立する民主党政権を潰して，自民党政権を復活させたいのだ．
　田原の頭にあるのは…，
　１６年前の自民党の復活劇だ．
　１９９３年，細川護煕政権が成立し，自民党は野党に転落した．
　下野した自民党は，細川の昔の些細な金銭スキャンダルをマスコミに大宣伝させ，
細川を辞任に追い込み，つぎに村山富市を篭絡して自社さ政権を立ち上げた．
　そして，巧妙に社さを追い出し，自民党政権が復活する．
　この自民党復活の立役者が森元総理だった，と田原総一郎は言う．

　１６年前，自民党の下野期間は，わずか１０ヶ月だった．
　今回も田原総一郎は，自民党を早期に復活させたいのだ．
　その方策は，１６年前と同じ手法だ．
　つまり，森元総理が策略をめぐらし，鳩山由紀夫のスキャンダルを暴きだし…，
小沢か前原を取り込んで，新自民党をつくる．この新自民党が政権復帰する，と．

　田原総一郎が心中密かに描く絵図なんて，ミエミエだし，アッチ向いてホイだ．
　どっちに転んでも，政局は田原の思いどおりにはならない．
　先週のサンプロでも田原総一郎は，都知事選の当日なのに…，
鬼の首をとったように「故人献金」を掲げ，露骨な民主党攻撃を行っていた．
　結果は，田原の思惑とは全く逆に自民党の壊滅的な大惨敗に終った．

　昔から田原総一郎や舛添要一は，悪どい野党攻撃を身上にして，権力に取り入り，
成り上がってきた． 　東国原も橋下も同じ，みなテレビタレントからの成り上がり者だ．
　しかし，時代は変わった．
　テレビタレント上がりが，テレビの画面で化けの皮をはがされる時代になったのだ．
　テレビタレント上がりが，テレビの画面でボロを出す時代．…みていて面白い．
　もっと面白いことが，間もなく見られる…．
　それは，テレビ局自体が，経済不況と民主党政権下で，ボロボロになる事態だ．
　楽しみである．テレビを見るのも楽しくなりそうである． 　ただいまぁ！
　我が麗しの祖国・日本に帰って，先ず感じたのは，支配層の醜悪さだ．
　支配層とは，米国，自公，官僚，外資，巨大資本，マスコミの６者．
　このうち，自民党は終ったが，公明党は“ヌエ”のように生き残るだろう．
　公明党（創価学会）は，マスコミ，官僚，巨大資本の内部に “クサ”を放っている．
　今後，支配層は，民主党政権になると巨大な利権を失うので必死の抵抗をする．
　とくにマスコミと官僚は，すさまじい民主党攻撃を企画している．

　いや，すでに民主党のイメージダウン・キャンペーンは始まっている．
　たとえば，きょうの読売の記事，
　鳩山代表の政党支部も「故人献金」１６万円
　これなどは，マスコミと官僚のミエミエの世論操作だ．
　…と，国民は呆れながら見破るだろう．
　政治とカネの問題は，自民党が圧倒的に悪質であることを国民は知っているからだ．
　だから，鳩山（兄）の新たな「故人献金」１６万円，などというゴロ新聞並みのヨタ記事で，読売は購読者を確実に減らしたはずだ．
　つまり今後は，下手なイメージダウン・キャンペーンは，逆にマイナスになる．
　いい例が，都議選のときの石原伸晃の執拗な「故人献金」攻撃だ．
　石原の悪口作戦は効果ゼロどころかマイナス．多くの都民が顔をしかめていた．
　そして石原の敗戦の弁は，古賀誠と東国原攻撃．
　悪口しか言えない石原伸晃．…と，石原のイメージは致命的に悪化した．
　“あるべき日本の姿” を語れず，悪口しか言えない石原伸晃も終った．南無．

　「船舶検査法案などの重要法案は，民主党がつぶした！」
　「民主党では地方公務員の給与改革は絶対できない！」（橋下徹）
　「民主党は公共事業費を大幅削減するから，建設業はつぶれる！」
　「民主党は国連重視だから日米関係が悪化し，北朝鮮に攻撃される！」
　などなど，マスコミは必死こいてネガティブ・キャンペーンを張っている．
　しかし，小沢一郎への国策捜査攻撃の時の百分の一の効果もない．
　逆に，日本のマスコミは“権力の犬”，もう信用できない！
　と，多くの国民は冷めている．
　そして，総選挙の日を，ウズウズしながら待っている．
　マスコミがどんなに頑張っても，自民党を勝利させることはできない！
　と，マスコミは考えようともしない．末期症状，断末魔，最後の足掻きだ．

　アッ！　自民党が負けない方法がある！
　それは何だ？
　コイズミが思わぬ突然の事故で，死ぬ！
　この“弔い合戦”で，自民党は勝てないが大負けはしない．
　いや！　コイズミひとりでは駄目だ．
　アソーやコイケやノダにも同時に死んでもらったほーがいい．
　タケベや，ナカガワ（女）や，ナカガワ（酒）にも死んでもらおうか？
　それはダメだ．逆に喜ばれてしまう．（苦笑） 　自民党が，ついに バラバラにブッ壊れた．
　しかも，党だけでなく，多くの自民党議員が ブッ壊れた．
　その代表は舛添要一だろう．
　マイ・マニフェストをつくったの，５０人以上の推薦議員を集めろ！　のと，まるで 芸人のまんま東 みたいな壊れ方だ．笑っちゃうほど滑稽だ．
　中川（女）や武部勤の 麻生降ろし狂騒曲 も，判断力がブッ壊れた証拠だ．
　都知事親子の古賀攻撃など，責任転嫁と悪口の言い合いで陰湿なウラミも残った．
　もう自民党には，党を一つに纏め上げる求心力と統率力のある人間はいない．
　いや，自民党自体が 国を統治する能力 （ガバナンス・パワー） を失った．
　自民党が得意気に連発した政治用語，「政権担当能力」．これがゼロになった．
　つまり，自民党の政府は，統治能力を失った．
　統治能力を失った政府は，もはや政府ではない．
　いま…，
　日本という国は 政府 （ガバメント） がない！ という不思議な国家になったのである．
　政府がない国家．これは国家とは言えない．国家ではない．
　現在の日本は国家ではない．国家とは言えない．いわば擬似国家だ．

　しかし，じつは，もともと日本には，国を統治する能力のある政府はなかった．
　その証拠に，いま，政府らしい政府がなくても，日本という国は成り立っている．
　自民党がブッ壊れても，国家運営上，何の支障もない．何の不自由もない．
　自民党の内閣がブッ壊れて機能しなくても，この国はチャーンと動いている．
　なぜなのか？
　日本という国を統治してきたのは，自民党の政府ではなかったからである．
　じゃあ，日本国の真の統治者は，いったい誰なのか？
　はっきり言おう！
　米国である．日本国の真の統治者は，米国なのだ．
　この国は，米国の統治命令 （年次改革要望書） によって官僚が統治してきた．
　そして，米国と官僚の統治命令は，マスコミがしっかりと国民に伝えてきた．
　このことをキチンと認識しない限り，日本という国は理解できない！

　自民党がバラバラにブッ壊れた．
　…これは，日本という国にとって，もう大した問題ではない．どうでもいいことだ．
　見世物としても，芸もないし，華 （ハナ） もない．面白くもない．
　今後，日本にとって最大の問題は…，
　　１．米国との関係をどうするか？ という問題と，
　　２．官僚制度の問題である．
　まこと，難題である．
　この難題に民主党政権が正攻法で取り組んでいけば…，
　日本にも，やっと，政府らしい政府が生れることになる！ のだが…．
　…なーんてことを考えながら，私は，旅を続けている． 　釜山から福岡に飛ぼうと，金海空港へ向った．
　ところが，折からの豪雨で道路が寸断されている．
　諸所で道路が池になり，車が水浸し状態．釜山も集中豪雨には弱いようだ．
　やっと空港へ着いたが，予約した飛行機は飛んで行ってしまった．
　きょうの金海空港は，無線LANが不調．メールが見られない．
　空港まで車で送ってくれた釜山の仲間達のノートPCも不調のようだ．
　彼らの高速無線ＬＡＮは，完全に断絶状態だ．
　私は，“秘密の盗聴ＬＡＮ” で，こうして情報発信ができた．
　皆，不思議がっている．
　ボケ爺でも，イザとなると，釜山の若い衆がビックラこく知恵がでるもんじゃよ！ 　いま私は雨の海雲台 （釜山） に来ている．
　まだ釜山は梅雨の真っ最中だ．
　なのに観光客が異常に多く，車の渋滞が激しい．ホテルも満杯だ．
　これは韓国の景気がいいからだ．
　他国は軒並み成長率がマイナス沈んでいるが，韓国はプラスになるという．
　それも前期比 2.3％ （予測値は0.5％） という高い伸びだという． （記事）
　この数字は，4－6月期のＧＤＰ成長率だが，下期も成長は止まらないらしい．
　結果，今年の韓国の輸出額は3560億ドルと過去最高になる． （記事）
　しかも英国 （3407億ドル） を抜いて世界９位になるというのだ．すごい！
　「いやいや，日本の技術指導と中国の高い消費のお陰でございます．」
　と，釜山の造船会社のパク社長は低姿勢だ．
　金持ち喧嘩せず，という姿勢．釜山の実業家は，みな自信に溢れている．
　「くやしい！」 と，私はおもった．そして…，
　「乳酸菌とグルンバは高く売るぞ！」 と決心した．
　「ノウハウは教えないぞ！　盗まれないようにしよう…」 とも． 　昨日は，正午過ぎから深夜まで，サーバーがダウンしていた．
　そのため，このＨＰもアクセス不能．多くの皆さんから苦情のメールをいただいた．
　サーバーのオーナーであるヤフーに成り代わり，深甚なるお詫びを申し上げる次第．
　さて…，
　その昨日．私は，発作的な旅に出た．
　鹿児島→福岡→釜山 という旅だ．
　鹿児島空港から福岡空港まではボンバルディア機での不安な旅．
　機内で新聞を所望したら，「産経新聞しか残っていません」 だと．
　その産経新聞の九州版．すみから すみまで眺めまわしたが…，
　東京都知事選のニュースは一行たりとも書かれてない！　皆無！
　さすが！ 自民党の御用新聞！ 都合が悪いことは一切報道しない！
　都合のいいことだけを報道して “世論” をつくる．卑怯な新聞だ．

　産経新聞は 経営が風前の灯火 （ともしび） だから大したことはない．
　問題は 偏向報道の王者，テレビだ．
　テレビだけが世の中を知る手段．
　テレビだけが政治を知り，政治を判断する手段．
　…こういうシトって，けっこう多い．
　ネットでしっかり情報を取っている人は 別だが…，
　みんな，テレビによって 洗脳されてしまっている．
　”幻影の時代” （ブーアスティン） だ．←４０年も昔の概念だが 色あせてない．

　しかし，いま，現実は大きく変わった．
　ひとことで言うと，“豊かな社会” は終った．
　食費まで切り詰める厳しい “貧困の時代” が来たのだ．
　この貧困の問題に対して，テレビは全く無力だ．何もできない．
　貧困の問題を解決できるのは，“政治” だけだ．
　しかし自公の政治は，貧困を助長する政治だった．
　とくに小泉・竹中が悪かった．売国の巨悪だった．
　安倍・福田・麻生は小悪だったが，無能だった．
　もう，このへんで政治を変えなければ，生活が駄目になる！
　…という実感は 幻影ではない．庶民の現実感覚である．
　この庶民の実感とは，自公政治に対する 怒りと恨み である．
　激しい怒りと恨みの噴出現象が，静岡県知事選であり，東京都議選だった．

　８月３０日に行われる総選挙…．
　庶民の怒りは，さらに巨大化し 大爆発する！
　自民党は，壊滅的な打撃をこうむる．
　しかし，日本国最後の巨悪は残る．
　霞ヶ関を頂点とする官僚制度だ．
　国益より省益を優先する特権階級だ．
　下っ端でも年収８００万円．トップクラスは年収２千万円．退職金，じつに数億円！
　自民壊滅後，この亡国の特権階級に庶民の憤怒（ふんぬ）が集中することになる．
　さらに，経済恐慌による税収激減で 官僚制度全体が “夕張化” する．
　官僚制度の壊滅かつ解体的再生！ …これなくして日本は再生しない． 　東京都議選は，自民が惨敗した．
　それも 過半数割れ！ という大惨敗である．
　これは “激怒する浮動層” の怒りと恨みと不満が爆発したからである．

食費まで切り詰めねばならない生活苦．
積み立てたのに もらえない公的年金．
高騰する医療費に教育費．
それでも税金を（消費税）を取る！ と言う自公政権．
年収１０００万円の官僚，２００万円以下の庶民，
検察をつかった卑怯・卑劣な国策捜査．
米国の言いなりに大金を貢ぐ自公政府．
防御性能ゼロの迎撃ミサイルに数兆円．
トヨタやホンダには手厚い補助金．
カンポの宿では不正まみれ．
正義のポッポは斬首刑．
庶民は陰湿な下流イジメでウツ状態．
年間３万人以上の自殺者．
お先真っ暗，夢も希望もない．
結婚もできない．子供もつくれない．
こ ん な 日 本 に 誰 が し た ！！

　自民は，この期におよんでも，庶民の怒りと恨みが理解できないようだ．
　悪いのは麻生だ！ と麻生一人を犠牲の羊にして，つぎは舛添でいこう！
と，トンチンカンなズッコケ路線．
　そして，総選挙は先に延ばして，鳩山由紀夫の “故人献金” を攻める！ と，
もっともっと悪質な与謝野馨のオリエント貿易・迂回献金疑惑には頬かむり．
　そういえば，舛添要一もオリエント貿易とはズブズブだった．
　もう駄目だ．既得権益にしがみつく自民党の守銭奴体質は不治の病だ．

　今後，自公と官僚とマスコミは，“民主つぶし” に全力をあげる．
　政争に次ぐ政争で政治は益々混迷していく．経済も財政も最悪になる．
　たとえ民主が勝っても，日本はどんどん駄目になってゆく．

　日本の危機は “構造的な問題” なのだ．
　政治も，経済も，社会も，構造を根本から変えないと，助からないのだ．
　このことが分からないまま，愚かしい政争が続き，日本は腐ってゆく．

　いま，日本を愛する真の憂国者は，“天誅” を考えはじめている． 　東京都内の商店街が，投票率アップに楽しい企画を打ち出している．
　たとえば，千代田区の半蔵門通り商店会．
　選挙に行って 「投票済証」 をもらう．
　これを持って 半蔵門通り商店会 に行くと，生ビールがタダで飲める．
　名づけて 「選挙セール！　都議選投票率アップ大作戦」．（読売）

　新宿区の 早稲田商店会 （アトム通貨で有名） では，
　「不動産の仲介手数料半額」 「定食１００円引き！」
　都内東部のせんべい店は，せんべい１枚（５３～８４円）をサービスするという．
　この店の男性（４２）は，
　「本当はモノがもらえるから投票するという考え方はどうかと思うが，生活を左右する大きな選挙を前に，傍観者になりたくないという思いだった」 と話しているという．

　面白い．楽しい．いいことだ！
　これは，たんなる商店街の活性化策ではない．
　言ってみれば，“商店街の市民運動” だ．
　なぜなら…，
　商店街の皆さん…，
　都議選の投票率がアップすれば，どういう効果が出るか？
　みーんな 知っている！
　皆さん，意識して行動している．つまり，市民運動だ．

　今回，選挙に行くということは…，
　たんなる投票行動ではない．　この国を変えるための “市民運動” だ．
　まだ選挙に行ってない東京都民の皆さん！
　あなたの１票が日本を変える！　…はやく行こうね！ 　東京都議選．自民党は第２党に転落するだろう．
　静岡県知事選と同じに，“怒れる浮動層” が積極的な投票行動に出るからだ．
　彼らは，「自民党を落とせ！」 と，“怒りと怨み” をもって選挙に行く．
　彼らは，怒り心頭に発して選挙に行く．まさに “激怒する浮動層” だ．
　自民党を落とすために選挙に行く！
　このような有権者が激増していることを，自公は まだ気づいていない．

　自公は，転落の逆境を挽回しようと姑息な手段を試行錯誤してきた．
・小沢の第一秘書を東京地検と共謀して逮捕した．
・有権者の歓心を買おうと，１３兆円ものバラマキ予算で 選挙目当ての買収行為．
・株価が上がれば景気は良くなると，年金や簡保・郵貯，農林中金のカネを数十兆円
　も 株式市場に注ぎ込んでしまった．もう農協にはカネはないよ！
・マスコミと組み，東国原や橋下を使っての “地方分権選挙” で国民を騙そうとした．
・鳩山由紀夫の “故人献金” などという卑怯なキャンペーンをデッチあげた．
・つぎは，舛添要一総理，石原伸晃幹事長，石破茂防衛大臣，小池百合子外務大臣．
　こんなメンバーで “ニュー自民党” を装い，マスコミ総揚げの劇場型選挙を企む…．

　しかし，自民党は，もう何をやっても駄目だ．無駄だ．無理だ．
　なんせ， “怒りと怨み” をもった “激怒する浮動層” が…，
　「自民党を落としたい！」
　と，ウズウズしている．選挙に飢えている．
　二匹目のドジョウはいない．ホトケの顔も三度までだ．

　きたる総選挙．自民党の壊滅的な敗北は必定だ．
　ところが，民主党政権になっても，政治は良くならない．
　民主党の政権運営は困難を極め，政治はさらに混迷してゆく…．
　官僚が徹底的に抵抗し，自爆テロを仕掛け，卑劣なデッチ上げを行うからだ．
　（「故人献金」 で “鳩山由紀夫つぶし” を仕掛けたのも 官僚の陰謀 だ．）
　そしてマスコミが，必死で “民主党では駄目だ！ キャンペーン” を張る…．

　…とはいえ，官僚とマスコミが組んだ卑劣・卑怯な陰謀は永続しない．
　国内政治が “混乱の極” に達した時…，
　大衆のなかから，“仕置き人” が出てくる．
　人民の海のなかから，“ゲバラ” が生まれてくる．
　正義の不満分子が “平成の天誅組” を組織する．
　黄色いペンキがブチまかれる．
　豚ふん尿を積んだタンク車が横転する？
　礫 ＝つぶて が飛ぶ．（網野善彦）
　“山猫テロ” が頻発する．
　激増している “失うべき何物もない失業者” が暴徒と化して蜂起する．
　「自殺するより自爆しよう！」 というアジに “共鳴者” が陸続する．
　第二・第三の小泉毅 (元厚生事務次官宅・連続襲撃殺人事件の犯人) が再来する．
　重々覚悟しておいたほうがいい．

　上の写真は，1万２０００トンという大量の豚ふん尿である．
　悪臭のなかに平然と立っている人物は，飯山一郎 （黄色いサークル内） だ．
　１万２０００トン！ どえらい量だ．しかも腐敗している．臭い！ 鼻が曲がりそうだ．
　これを何としても発酵させて，農家が喜ぶ 有益な発酵肥料をつくる！
　と，飯山一郎は，悪臭に耐えながら，“作戦” を練るのであった…．

　普通，１万トンもの豚ふん尿を処理するには，何十億円というプラントが必要だ．
　ところが，ここに５００トンほどの乳酸菌を投入すると…，
　約１ヶ月で，１万トンの豚ふん尿が発酵して，有益な液体有機肥料に変身する．
　下の写真が，５００トンの乳酸菌を培養する装置である．大変シンプルな装置だ．

　乳酸発酵した豚ふん尿は栄養分が高く，化成肥料なしの有機農業が可能になる．
　一反当たり５万円もの化学肥料代が不要になるので農家が豊かになる．
　しかも病害に強い農作物が収穫できるので，農薬も不要になる．
　だから，多くの農家が，この発酵肥料を買ってくれるようになった．
　「豚ふん尿が売れる！ なんて凄いシステムなんだ！」
　と養豚農家も大喜びである．
　あ，この豚ふん尿のプールに生ゴミを投入すると，さらにパワーがでる．
　とにかく，このシステムで，鹿児島県を日本一の有機農業地域にしよう！
　と，連日，元気一杯！ 張り切っている．

　昔，橋の下は 「河原乞食」 といわれる集団の仮の宿だった．
　彼らは諸国を巡回する漂泊の旅芸人で，橋の下で芸をみがいた．
　人形浄瑠璃，万歳，歌舞伎などの古典芸能も，元々は 「河原乞食」 の芸だった．
　かぶき踊りで一世を風靡した出雲の阿国（おくに）も 「河原乞食」 の出身だった．
　彼らは自分の芸だけを売る身分で，武士や町人との交友は一切禁じられていた．
　この “禁” を破ると，「川筋者」 （彼らの統率者） に厳しく処分された．
　昭和の末頃まで，日本の芸能人は 「河原乞食」 としての自覚を持っていた．

　しかし，時代が変わり…，
　テレビの時代，特にバラエティ全盛の時代になると，芸能人は 「本分」 を忘れた．
　「人気」 を利用して経済や政治の世界にまで進出するようになった．
　この風潮を 「川筋者」 （彼らの統率者） も積極的に利用するようになった．
　天下国家を 「河原乞食」 が動かす！　これを民衆が熱狂的に歓迎する！
　ノック，キヨシ，アオシマ，マスゾエ，ユリコ，マルヤマ，ソノマンマ，ハシモト…，
　テレビ出演で得た 「人気」を利用して成り上がった芸人達が天下国家を動かす！
　…日本国は “劇場国家” という 全く新しい国家形態になったのである．

　しかし，「人気」 は移ろいやすい．
　ソノマンマのようにボロを出して遭えなく沈没！ という３流芸人がいたかと思うと…，
　ハシモトのように，テレビカメラをジらしにジらし，露出度を極大化し，最大の劇場効果を狙う “芝居上手” がいたりする．
　法廷芸人 （弁護士） としては２流でも，ＴＶの放映時間を延ばす技術は１流である．
　このハシモトの “芝居” は，一事が万事，すべてパフォーマンスである．
　“地方分権” の中味は一切言わず，“地方分権” を 「錦の御旗」 にして突っ走る…．
　そして，天下の公党の本部を訪問し，審査し，吟味して回る…．
　そのハシモトをテレビカメラが延々と追いかける…．
　この２週間，テレビのニュースには，ソノマンマとハシモトが出ずっぱりだ．すごい．

　「“審査” などしなくても，どの党が地方分権に熱心な政党か？ 分かるだろ！」
　などという野次など一切なし．
　「そもそもハシモトの “地方分権” の目的は，“地方殺しの道州制” だ！」
　…といった疑問を提起する人間は，テレビ局にはいない．これは仕方がない．
　ハシモトもテレビ局も 「川筋者」 に統率された 「河原乞食」 一門なんだし…．

　ハシモトの道州制については，ちたま研究所 のヴォロさんの漫画が面白い．↓

　企業の倒産が激増している．
　６月の全国企業倒産件数は，１２９４件．過去最多．（帝国データバンク）．
　企業倒産の激増は，イコール失業者の激増だ．これは残酷である．
　仕事がないのは，苦しく，辛く，過酷だ．うつになりやすい．
　せめて変な “クスリ” など服用しないように…，祈るばかりだ．

　ところで…，
　アメリカにも危機状況が迫っている．
　バンク・オブ・アメリカ，シティ，ウェルズ・ファーゴ，ＪＰモルガン・チェースなど米大手銀行は，カリフォルニア州の借用書受け取りを１０日に停止するという．（記事）
　今月末のカリフォルニア州の財政破綻は不可避だろう．
　そうなると，アメリカ合衆国の財政破綻とデフォルトが “日程” に入ってくる…．
　その前に，ＮＹ株式市場の大暴落があるので，デフォルトは予知できる．
　これは近いかもしれない．…というのは，胡錦濤の不思議な行動だ．
　アメリカの “大暴落” から距離をおくために， “大暴動” を理由に逃げたのか？
　ともかく，これでイタリア・サミットは空洞化してしまった．

　先週末，私は “株価大暴落！ の予兆” を予告した．
　この予兆は，今週，現実化してきている．
　おそろしいことである．
　もし “大暴落” があれば，デフォルトに直結するからである．
　チャートは，大暴落を強く暗示している．
　以下にＮＹダウの一目均衡表のチャートを掲げた．御照覧のほど．
　● ７月７日のＮＹダウの日足チャート 　「誰でもよかった．人を殺したかった．」
　無差別殺傷事件の犯人が，必ず言うセリフである．
　なぜ，こうもワンパターンなのか？

　まず，事件が発生すると，マスコミは物々しい実況用資材を現場に搬入し…，
　現場から仰仰しい調子で実況放送をはじめる．
　「悲惨！ としか言いようがありません．」
　悲惨な現場に行き，悲惨！ と報道する．
　いつも，いつも，ワンパターンである．

　つぎに，テレビ局の華やかな報道室には，偉い学者さんや評論家がいて…，
　貧困の，社会的な敗者の，自己顕示欲の，格差社会の，サラ金のと，
　思いつく限りの “原因” を上げる．もっともらしく 解説 した挙句，
　「いずれにしろ，やりきれない事件です．絶対に許せません！」
　と，何度も何度も言われたワンパターンのセリフを言う．

　そうして毎回毎回，同じような議論が繰り返されたあと…，
　ニュースキャスターが議論をしめる．
　「警察が犯行の動機を詳しく調べています」．
　毎度毎度ワンパターンの決まり文句である．
　こういうワンパターンが，もう１０年近くも続いている．

　この１０年間，残酷きわまる無差別殺傷事件が７０件以上も発生している．
　この本当の原因は，いったい何なのか？
　“クスリ” である．
　秋葉原通り魔事件も，犯人は “クスリ” である！
　今回の大阪の事件も，犯人は “クスリ” である！
　毎年毎年３万人以上の自殺者．この主因も “クスリ” である！
　…こう断定して，私は ｢クスリの問題｣ を書いてきた．（その目次）．
　これを沢山の読者が読みにこられた．
　テレビ局のヒトも読みに来た．
　古舘伊知郎クンなども知っているはずである．
　それなのに，“クスリの問題” を問題にしない． なぜか？
　こわいからである．
　どういうことか？
　それは言えない． …こわいから． 　「（静岡県知事選挙）よくぞここまで追い上げた．」 …麻生首相の答弁である．
　「負けは負けだが，僅差．」 …と，石原伸晃自民党幹事長代理．
　麻生も石原も笑っちゃうほど負けっぷりがよくない．
　彼らは選挙中，鳩山由紀夫の献金問題を事件にしようと，ムキになっていた．
　しかし，ほとんど効果がなく，“完敗” したので，落胆とショックを隠したいのだろう．
　これはマスコミも，ほとんど同じ態度だ．
　大阪のパチンコ店の放火事件を大々的に扱い，静岡の選挙はサラリと流す程度．
　マスコミは，選挙に負けたとたん，可哀相なほど消極的になってしまった．
　選挙中，マスコミは露骨なプロパガンダを積極的に展開していた．
　たとえば，鳩山由紀夫の献金問題．
　これを事件にしようと，マスコミはムキになっていた．

　マスコミは次のような悪質な映像操作をしていた．
　鳩山由紀夫が静岡で応援演説をしている映像を流す際，
　「不正献金はどーなってんだよー！」
　というヤジを，ことさらに大きな音声で映像にかさねる…．
　じつは，これは，故意に編集したものだ！
　…と私に教えてくれた業界人 （なかのひと） がいる．
　どこのテレビ局とは言わないが，悪意が露骨すぎる！
　つーか，日本のテレビ局は，悪質である．悪すぎる！

　実態はどうか？
　静岡の有権者は，鳩山由紀夫にたいして，
　「鳩山総理！　鳩山首相！　鳩山総理大臣！」
　と，大歓声をあげていた．
　これが真相なのだ．
　いっぽう，本物の総理大臣はというと…，
　静岡には行かなかった．行けなかった．

　もうひとつ…，
　テレビ局は，石原裕次郎の法要を，特集を組んで大袈裟に報道している．
　これも，さりげなくも露骨なプロパガンダだ．
　「裕次郎は好きだが…，都議会選挙対策みたいで見苦しい！」
　と思っている国民は，けっこう多い．

　ともかく…，
　マスコミなど既得権益にしがみつく支配層は，“政権交代” を異常に恐れている．
　“政権交代” をどんな手段を使ってでも阻止しようと躍起になっている．
　しかし，もう手遅れだ．
　もう有権者は，マスコミの下手なスピン （世論操作） には引っ掛からない！

　それより…，
　どこのテレビ局とは言わないが…，
　赤字が積みあがり，何をしても視聴率は減る一方．さらに…，
　内部が，上も下も，腐りはじめている．腐臭がただよっている． 　静岡県知事選挙は，民主が僅差で勝った．
　得票数では僅差でも，自民は大敗！ ということだ．
　完敗！ と言ったほうがいいかも． ここは民主に乾杯！ だ．
　一本化に失敗した民主は，普通，常識的には負ける選挙だった．
　それなのに勝った！　なぜか？
　答は，“異常に伸びた投票率” から導き出される．
　投票率＝６１．０６％ （＋１６．５７％　前回＝４４．４９％）．
　なぜ，かくも投票率が高かったのか？
　“弱者” が必死こいて選挙に行ったからだ．
　“うらみ” をこめて選挙に行った．
　「この恨みをはらすのは，今しかない！」
　こう思って選挙に行ったのだ．
　自公に象徴される “支配階級” を叩きつぶすために投票したのだ．
　とにかく，待ちに待った選挙だった．
　少なくとも “自公の政治” が否定された選挙だった．
　…こう解釈しないと，“自公の完敗” は説明できない．
　…こう認識しないと，異常に高い投票率の謎は解けない．
　…こう分析しないと，今の日本人の社会心理は読めない．
　（ＢＢファンの握手攻めと嬌声に浮かれる東国原や舛添には理解できないだろう．）

　「被支配層の服従があって支配は成り立つ！」
　これはマキャベリが喝破した政治学の公理だ．
　今回の静岡県知事選挙は，“被支配者層の非服従宣言” と認識すべきだ．
　つまり，被支配者の反乱が起こった，と． 支配の基盤が崩れてしまった，と．
　従来の “支配者 （自公）－被支配者 （大衆） の関係” は完全に失われた，と．
　こうなった背景・基層には “現代日本の絶望的な社会閉塞状況” がある．
　この状況は，格差社会が解消する見通し （希望） が生れるまでは解消しない．

　もう支配者 （自公） には打つ手がなくなった．
　“舛添幹事長” も “東国原総理候補” も “橋下総務大臣” も効果なし！ になった．
　東京地検特捜部も，自公と霞ヶ関の “掲示板” （＝マスコミ） も 真っ青 だろう．
　とにかく今，日本の支配者層は 顔面蒼白 になっている．

　いま，まさしく政権末期．日本は歴史的な変革期，大変動の時代に突入した．
　乱世！ といってもいいだろう．
　滅多に見られない，体験できない激動の時代が来た．
　楽しい！ と思うべきだ． 　今週は宮崎県の “財界人” と面談する時間が多かった．面白い話が聞けた．
―東国原は，絶大な人気をバックにした最強の知事だ．
―ただ，知事がテレビ出演で超多忙．ほとんど宮崎にいない．週休４日制だ．
―問題は，知事の “御威光” をバックにして，県の役人が威張るというか…，
　権限をふりまわすというか…，役人天国になっている．
―地方分権てのは，地方の役人の使えるカネや権限が大きくなることだから…．

　なるほど！ と私は感心しながら話を聞いた．
　東国原も橋下も 「地方分権化で霞が関の大改革をやる！」 と聞こえはいいが…，
　ようは，国の役人の権限とカネを地方の役人がブン取るというだけの話だ．
　つまり，地方の庶民の暮らしが良くなるという保証は，まったくない．
　役人天国の実態は，まったく変わらないのだ．
　むしろパーキンソンの法則により，役人天国は肥大化し，全国に拡散する…．

　東国原や橋下が言う 「地方分権化」 とは，地方の役人のための改革だ！ と．
　地方の庶民の生活を豊かにする改革ではない！ と．
　このことは，きっちりと押さえておいたほうがいい．

　阿久根市長選での竹原信一再選も，名古屋市長選での河村たかし圧勝も…，
公務員の給与をカットし，役人天国を改革する政策が支持されたからである．
　河村たかしの 「市民税１０％減税！　職員人件費１０％削減！」 という公約は，
役人目線から市民目線へと政治の視点がガラリと変わった革命的証拠なのだ．
　東国原や橋下には，河村たかしのような “市民目線” は皆無だ．
　「東国原知事の話は何かウソっぽい．いやらしいハッタリ屋になってしまった．」
　と，宮崎の有権者は，“知事の変節” を敏感に感じとっている． 　カリフォルニア州の金庫がカラッポになったようだ．
　現金がないので将来の支払いを約束する 「借用書」 を出しているという．（記事）
　実質，カリフォルニア州は財政破綻している，ということだ．
　他の州も来週から 「借用書」 を発行するようだ．
　ＦＲＢ （米連邦準備理事会） が恐れるのは，この借用書の乱発状況だ．
　「借用書」 という “不渡り手形” が乱発されれば，金融システムは壊れるからだ．
　そうかといって，ＦＲＢはカリフォルニア州を助けられない．
　ＦＲＢの金庫もカラッポなのだ．

　日本も，国家財政，地方財政，ともに大幅な歳入不足でカネがなくなっている．
　簡保も，郵貯も，農林中金も，カネがなくなってしまっている．
　ＰＫＯ （株価買い支え） のために，何十兆円ものカネを使ってしまったからだ．
　この何十兆円ものカネは，アメリカの富豪たちが株の売り逃げで持ち逃げした…．
　特に悪質なのは，霞ヶ関と自民党だ．
　政権交代前にカネは使い放題，借金はし放題，未曽有のムダ使いとバラマキ…，
　この凄まじい悪質性については，青山貞一が報告 している．一読されたい．

　この４ヶ月間，異常な上昇を続けてきた株式市場にも暗雲が立ち込めてきた．
　もしも来週，大きな下落があれば，これがキッカケで売りが売りを呼び大暴落！
　そんな予兆がチャートにも出てきている．これぐれも注意されたい．

　参考までに，以下，ＮＹダウの一目均衡表のチャートを御照覧のほど．
　　　１．ＮＹダウの週足チャート．
　　　２．ＮＹダウの日足チャート． 　 ここ， 『飯山一郎のホームページ』 は 手づくりのウェブサイトだ．
　このサイトを，私は手書きで書いている．
　ホームページ・ビルダーなどのウェブページ作成ソフトは使わない．
　メモ帳 （ノートパッド） を使って，ＸＨＴＭＬ言語というマークアップ言語で書いている．
　こんな面倒なことをするのは，頭の体操 つーか ボケ防止 だ．

　ところで…，
　私は，つらいことや泣きたいことががあると 『北上夜曲』 の４番を歌う．

♪　僕は生きるぞ　生きるんだー
　　 君の面影　胸に秘めー♡
♪　想い出すのは　想い出すのはー
　　 北上河原の　初恋よー♡

　そして，初恋の人 （２人いた） の面影を思い出しながら…，
　あの懐かしい人たちに恥じないよう 頑張ろう！ とおもうのだ．
　ところが，最近…，
　 『北上夜曲』 の４番を歌っても，
　初恋のひとたちの面影が 浮かんでこない．
　なんとも かんとも…，
　昔の あの可憐で美しかった娘たちの顔が 思い出せないのだ．
　思い出すのは　思い出すのはー，
　いまの彼女たちのオバチャン顔だ． （去年，同窓会で見た．）
　…たぶんボケが進んでいるのだとおもう． （そして，彼女たちも…．）

　さて…，
　最近，『ビビンバ！ 北朝鮮！』 や 『雑談室』が読めない，という苦情が沢山くる．
　そこで，悪い頭を撫でたり叩いたりしながら，原因を調べに調べた．
　やがて原因が判明した．犯人は，ブラウザの ＩＥ ６．０ だった．
　さらに調べたら…，
　ブラウザの ＩＥ ６．０ で私のサイトを見にくるシトが，なんと ２７％ もいるのだ．
　（『忍者』 というソフトを使うと，皆さんのアクセスの足跡が分かる…．）
　とっくにバージョン８ になっているのに，ＩＥ ６.０ は古すぎる！　…と思ったが，
　役所のネットにアクセスするには ＩＥ ６.０ が必要とか 色々事情があるらしい…．

　そこで，ＩＥ ６．０ のシトも読めるように，ワタクシは頑張った．
　お客と面談しながら，その合間にボケ頭をフル回転させて頑張った．
　まる一日かかったが，なおった！ （初恋の彼女たちの顔も思い出した！）

　ＩＥ ６．０ をお使いの皆さん！
　長い間，ご迷惑をおかけしました．　m(__)m
　ヤン教授の 『ビビンバ！ 北朝鮮！』 が読めるようになりました．
　あ，ブラウザですが…，
　ファイヤ・フォックス という優れたブラウザ，是非つかってみてください！ 無料です． 　政治は一寸先が闇！ と，
　今宵，どしゃ降りの宮崎で，東国原英夫はホゾを噛んでいるはずだ．

…テレビ界の雄．視聴率稼ぎナンバーワン．古賀誠も三顧の礼．莫大な選挙資金！
…自民党総裁候補として自民党の先頭に立って総選挙を闘う 時代の寵児！
…連日，大勢の報道陣を引き連れ，分刻みで全国を飛びまわり，遊説する…，
　「地方から国を変える！ 自民党は生まれ変わりました！ ニュー自民党です！」
…橋下大阪府知事がフラッシュの嵐を浴びながら合流してくる．そして連呼する…，
　「皆さんと東国原総裁候補が力を合わせて，自民党を変える，そして日本を変える！
　政権交代より地方分権です！　ダーティな民主党より ニュー自民党です！」
…熱狂する有権者．テレビも選挙一色！ “小泉劇場” を圧倒する爆発力だ．
…ああ，それなのに，
…よってたかってツブされてしまった．
…麻生総理までが 「（東国原入閣は）考えたこともありません！」 と明言するとは！
…古賀誠はどこにいるのか？　どこに消えたのか？

　さて…，
　東国原英夫は，よってたかってツブされたというより，じつは，自滅していたのだ．
　東国原，自滅！　…このことを本人は，まったく気づいていない．

　「東国原君，顔を洗いなさい！」 とチョンマゲ松浪が突っ込んできたとき…，
　東は，「頭を冷やし，顔を洗ってほしいですね！」 と毒づいてしまった．
　検察のエージェント・河上和雄には，
　「あなたは国民的な人気者だ．しかし，それはテレビが作り上げた人気だ．
　地方分権を叫んでいるだけで国政はやっていけない！」
　と痛烈に批判されたが，これに東国原は青筋立ててブチ切れ，
　「そのしゃべり方もおかしいですね．ビックリします．もう！」
　と，福澤朗も青ざめる険悪ムード．

　お笑い芸人なのに，突っ込まれてもボケられない そのまんま東．
　お笑い人気タレント知事としてテレビに出まくりでのし上がってきたはずなのに…，
どこで何を勘違いしたのか，いつのまにか，横柄で傲慢な成り上がり政治屋の顔．
これでは，よってたかってツブされてしまう．いや，自滅してしまう．
　こんな簡単なことを，東国原英夫は，まだ気づいてない．

　１日．支持率が低迷する自民党からの立候補に，県民から疑問の声が上がったが，
　「僕が行く党は負けない，負けさせない．負けたら地方分権ができない！」
　と，東は自信たっぷりに答えていたという． （読売新聞）
　「僕が行く党は負けない，負けさせない！」
　いやはや．これはこれは． こんな天狗は滅多に見られない．絶滅危惧種だ．

　自己認識力ゼロ．状況分析力なし． ＫＹ． …この原因は何か？
つくられた人気，身の程知らずの出世欲，身に余る権力，周囲の空虚な巧言令色，
行き詰った県政からの逃避，古賀誠の狡猾な誘い，東京妻の誘惑，突然の大金…，
　きりがない． 　このコラム『低下低下＝てげてげ』の「てげてげ」は，鹿児島･宮崎弁である．
　漢字で書くと「大概大概」．意味は「適当，大雑把，いい加減」．和製英語で言えば，アバウト．これを鹿児島では良い意味にも，悪い意味にも使う．
　そういえば，鹿児島人そのものが「てげてげ」だな．…良くも悪くも．ハハハ．
　だから，このコラム，鹿児島人にならって，私も「てげてげ」でいきたい！
.
　それで，新コラムのテーマは「低下」．株価の低下，ガソリン税の低下，アメリカ経済の低下，ドルの低下，自公政権支持率の低下…，みーんな良いことなんです！ という発想で世界と日本を縦横に斬っていく所存．乞ご期待．　　　　　　　　（飯山一郎）