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新型インフルエンザ

新型インフル 道内初の重症例 小樽の10歳、容体は安定 (08/15 07:20)

 【小樽】小樽市保健所は14日、同市内に住む9歳から12歳の小学生男児4人が新型インフルエンザに集団感染したと発表した。このうち気管支ぜんそくの持病がある男児(10)は入院し、人工呼吸器を付けて集中治療室に入っている。道内の新型インフルエンザ患者で、厚生労働省に報告義務があるこうした重症例は初めて。

 会見した同保健所の秋野恵美子所長らによると、4人は同じ少年野球チームに所属。10日から14日にかけて、発熱などの症状を相次いで訴え、医療機関を受診した。このうち2人は詳細(PCR)検査の結果、新型インフルエンザと確認された。残り2人も簡易検査の結果などから、疑似症患者と認定された。

 新型インフルエンザ感染が確認された男児のうち1人は、12日午前、小樽市内の医療機関を受診したが、せきなどの症状が重いため同日夕方、札幌市内の医療機関に入院した。現在、容体は落ち着いているという。

 同市は感染拡大防止のため、チームに試合などの活動自粛を要請したほか、チームメートやその家族についても今後、健康状態の調査を続ける。


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