出会い系に30万メアド横流し 都内のシステム会社
2009/06/23 01:01更新
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携帯サイトに会員登録した後、なぜか迷惑メールが送られてくるようになった、という人は多い。そんななか、案の定というか、東京都内のシステム開発会社が、「着メロ」などの一般サイトに登録されたメールアドレスなどの情報を、複数の出会い系サイト運営会社に“横流し”していたことが22日までに分かった。
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記事本文の続き 運営会社は、入手したアドレスへ一方的にメールを送りつけており、相手の同意を得ない宣伝メールなどの送信を禁じた特定電子メール法違反の疑いがあるという。
22日付の朝日新聞によると、このシステム開発会社は東京都渋谷区の「カピバラシステム」で、携帯電話に楽曲をダウンロードする「着メロ」など約10サイトに登録された会員のメアド、年齢、性別などの情報を入手。流用された会員情報は少なくとも今年6月までの10カ月間で計30万人以上にのぼり、うち約半数が未成年だったという。
同社は、入手した会員情報から、出会い系サイト規制法で利用を禁じられた「18歳未満」に該当する情報を削除。そのうえで、毎月3万-4万人分の個人情報を出会い系サイト会員として自動登録するシステムを構築し、販売代理店を通じて数百万円で販売していた。情報を入手していた出会い系サイトの1つは数日おきに500-4000人のメアドを入手、交際を求めるメールを頻繁に送信したという。
就職情報サイトによると、カピバラ社は2006年設立で、従業員は11人。従業員の平均年齢は29歳で、「運営者が収益を生み出すためのサービスを支えるシステムを構築する。その現場はいつも、『新しいもの』を生み出す時の、独特の空気感で溢れています」などとPRしていた。
特定電子メール法は昨年12月に改正、施行され、未承諾の広告メールの送信を禁じたほか、法人への罰金の上限も3000万円に引き上げるなど規制を強化。総務省は改正後に2回、同法違反の改善命令を出している。
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