ブログ
ランダム
ブログを作成
ウェブ検索
IT & Economics
池田信夫 blog
拙著
なぜ世界は不況に陥ったのか
ハイエク 知識社会の自由主義
サポートページ
過剰と破壊の経済学―「ムーアの法則」で何が変わるのか?
ウェブは資本主義を超える
電波利権(新潮新書)
おすすめの本
Free: The Future of a Radical Price
アニマル・スピリット
ブラック・スワン―不確実性とリスクの本質
10万年の世界経済史
Macro-economics
思考する言語:「ことばの意味」から人間性に迫る
市場の変相:サブプライム後の「金融適者生存」の法則
The Venturesome Economy
CIA秘録:その誕生から今日まで
スティーブ・ジョブズの流儀
クラウド化する世界
生政治の誕生 ミシェル・フーコー講義集成 8
Gridlock Economy
Against Intellectual Monopoly
最底辺の10億人 最も貧しい国々のために本当になすべきことは何か?
オークションの人間行動学
地球と一緒に頭も冷やせ!
禁断の市場―フラクタルでみるリスクとリターン
暴走する資本主義
市場リスク 暴落は必然か
The Illusions of Entrepreneur ship
現代の金融政策
資本主義と自由
さらば財務省!―官僚すべてを敵にした男の告白
テロと救済の原理主義
秘密の国 オフショア市場
まぐれ―投資家はなぜ、運を実力と勘違いするのか
財投改革の経済学
中山信弘:著作権法
goo ブログ
gooID:
パスワード:
ログイン状態を保持する
ブログの作成・編集
gooおすすめリンク
トップ
ブログ
メール
ホーム(SNS)
教えて!goo
メーカー☆メーカー
ランキング
公式(オフィシャル)ブログ
ゴールドブロガー
トレンドランキング
最新記事一覧
ランダムブログ
ブログをリーダで読む
【お知らせ】
「カスタムレイアウト」テンプレ化実施中!
"猫"限定500円のチャンス!
高画質写真をブログで見せる!
ブログが豊かになるアドバンスとは?
三菱電機×gooブロガー座談会開催
過去に戻れるなら…?
携帯
携帯からもアクセス
QRコード
(
使い方
)
最新の記事
戦時経済の再来?
経済の役に立つ経済学がほしい
「内需拡大」についての誤解
日本企業はなぜ敗れたのか
経済危機は9つの顔を持つ
[高校生の経済学] 関税と所得補償
[中級経済学事典] 長期的関係と戦略的行動
マクロ経済学の「暗黒卿」、反論する
技術力で勝る日本が、なぜ事業で負けるのか
民主党にとりつく松岡利勝の亡霊
プロフィール
goo ID
ikedanobuo
検索
このブログ内で
gooブログ全て
ウェブ全て
最新のコメント
kazu/
「内需拡大」についての誤解
猫/
「内需拡大」についての誤解
kakusei3/
「内需拡大」についての誤解
kk8n53m/
戦時経済の再来?
zaizeno/
経済の役に立つ経済学がほしい
猫/
「内需拡大」についての誤解
kakusei3/
経済の役に立つ経済学がほしい
pk-uzawanian/
戦時経済の再来?
レイモンド/
「内需拡大」についての誤解
レイモンド/
「内需拡大」についての誤解
最新のトラックバック
クルーグマンのかつてのインフレ・ターゲット提言を日銀白川総裁が批判
(蛙の目)
ものづくりって何
(つれづれコンサル2)
「日本企業はなぜ敗れたか」を考える
(Keynotes)
[経営戦略]MOTによるプロダクト・イノベーションへの手掛かりを整理してみる〜どうすれば日本の電子情報産業が復活するか?
(ITフロンティアの狩人 〜ある事業戦略ウォッチャーのつぶやき)
「良いもの作れば売れる」志向からの脱却が日本の未来を拓く
(中小企業診断士えんさんの視点!)
[today][思った]Aug. 7, Fri. やはり昨日はTwitterがダウンしていたようです
(alt-ctrl-today)
[IT技術評論]オープンソース化は市場を取るための一戦略手段に過ぎず、産業創造の大きなドライバーにはならず
(ITフロンティアの狩人 〜ある事業戦略ウォッチャーのつぶやき)
ニコ動以外に日本のネットに見るべきサービスなんてあるのか?
(理系脳毒之助Diary)
年功序列 若者の反乱が必要なのである
(おやじのぼやき)
同世代の連帯なき団塊ジュニア世代
(雑談の達人)
カテゴリ
IT
(322)
Economics
(404)
Media
(192)
Law/Politics
(209)
Culture/Science
(90)
Books
(438)
Misc
(121)
ブックマーク
連絡先
アゴラ
池田信夫の著作物
上武大学大学院
SBI大学院大学
情報通信政策フォーラム
OpenSpectrum Japan
Truth about Japan
サイバーリバタリアン
ニューズウィーク日本版
カレンダー
2009年8月
日
月
火
水
木
金
土
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
23
24
25
26
27
28
29
30
31
前月
翌月
過去の記事
2009年08月
2009年07月
2009年06月
2009年05月
2009年04月
2009年03月
2009年02月
2009年01月
2008年12月
2008年11月
2008年10月
2008年09月
2008年08月
2008年07月
2008年06月
2008年05月
2008年04月
2008年03月
2008年02月
2008年01月
2007年12月
2007年11月
2007年10月
2007年09月
2007年08月
2007年07月
2007年06月
2007年05月
2007年04月
2007年03月
2007年02月
2007年01月
2006年12月
2006年11月
2006年10月
2006年09月
2006年08月
2006年07月
2006年06月
2006年05月
2006年04月
2006年03月
2006年02月
2006年01月
2005年12月
2005年11月
2005年10月
2005年09月
2005年08月
2005年07月
2005年06月
2005年05月
2005年04月
2005年03月
2005年02月
2005年01月
2004年12月
2004年11月
2004年10月
2004年09月
2004年08月
URLをメールで送信する
(for PC & MOBILE)
警察ネタの過剰
2008-11-23
/
Media
ここ数日、各社のトップニュースは元厚生事務次官殺害事件の関連で埋まっているが、もううんざりだ。最新のニュースでは、犯人らしき人物が
TBS
のサイトに「今回の決起は年金テロではなく、34年前に保健所に殺されたペットの仇討ちである」などと書いており、ただの精神異常者の犯行である可能性が強い。
海外から帰ってきて日本のテレビを見ると、いつも違和感を抱くのは、こういう警察ネタの扱いが異様に大きいことだ。たとえば
BBC
のサイトを見ればわかるように、世界の大手メディアのヘッドラインは政治・経済・外交というのが常識で、殺人事件がトップに来るのは
Sun
のような大衆紙だ。
ところが日本では、
NHK
も警察ネタだらけ。これはメディアの組織内事情もある。海外では基本的に高級紙は警察ネタを取材せず、通信社の配信した情報から重要なものがあれば取材する。ところが日本では各県警や(東京の場合)方面本部に大量の記者を張り付けるので、記者の半分以上は社会部だ。したがって整理部デスクの過半数も社会部出身なので、警察ネタ偏重になる。またデスクが「特落ち」をきらって、独自の企画より横並びの発表ものを優先する傾向が強い。
読者にはあまり知られていないが、警察のメディアへの影響力は非常に強い。昨今の大麻騒動なども、個別には大した事件ではない(過去にいくらでもあった)のに、警察が一斉摘発に踏み切ると、今のような「翼賛報道」が起こる。警察もネタのないときは記者クラブに書いてもらいたいし、記者のほうも「逮捕」という錦の御旗があれば名誉毀損で反撃される心配がないので、露骨な個人攻撃を繰り返す。独自に取材したネタを警察に持ち込んで、ガサ入れと同時にニュースにするパターンも多い。
要するに、日本のメディアは本質的には大衆紙なのだ。これは新聞が最大1000万部近くも売れている状況の必然的な結果ともいえるが、すべてのメディアがSunになってBBCが皆無なのは困ったものである。
コメント (
21
)
|
Trackback (
5
)
前の記事へ
次の記事へ
コメント
Unknown
(
)
2008-11-23 21:25:28
じゃあBBCが登場するにはどうすればいいんですか?
新聞社も営利企業
(
wood
)
2008-11-23 21:59:38
新聞社も営利企業なので読者に迎合しているのでは?そしてそれが顧客満足度を高めている結果だと思います。そうでなければ「ワイドショー」とやらが存在する理由が分かりません。顧客満足を追求した結果がスキャンダルな事件の速報と垂れ流しだと思います。
TVにセンセーショナルな速報を求めればそうならざるを得ないと思うのですが、中の人はどう思ってたのでしょう?
なのでNHKはBBCより顧客満足度(≒視聴率)が高いと思われるのですがいかがでしょうか。
(だからNHK(他民放)が良いかというと別問題なのは当然ですが。)
あと、ニュースは見た人が多いというのも価値だと思います、誰も見ていない(話題を共通できない)ニュースには価値が低いからです。その意味ではNHKその他民放・新聞社は顧客意識が高いので下らない(けど皆が注目している)ニュースを提供しているのはある程度有意義だと思います。
Unknown
(
ken
)
2008-11-23 22:35:27
視聴者がそういうニュースを望んでいるんだからしょうがないんじゃないですか?イギリスでも多くの国民はSUNを読んでいるんだし。日本の問題は、インテリ向けのメディアがないこと。そのような市場も存在しないからでしょう。すなわち、インテリ層の量と質の薄さが問題であって、教育とメディアによってそれが拡大再生産されていると思います。
ただ、今回の事件は決して高級メディアであってもないがしろにできない内容ではないでしょうか?法治国家への挑戦という意味もありえたし、これまでのメディアの煽りによる事件という側面もあるんじゃないかと思います。le mondeでもこの種の殺人事件は絶対乗ると思いますよ。ただ、矮小な側面の報道が多いのはおっしゃるとおりでしょう。
逆転現象
(
海運人
)
2008-11-23 22:47:08
確かに帳場が立ったような有事の際はご指摘の通りですが、新聞見ていると12段化のせいで、普段は一般紙より日経の方が事件ネタが仰山入るようになりました。
伝統的にサツに拘る読売は別として、朝日なんかはかなり事件への比重を下げてきていると思われますが、如何でしょう。日経より事件ネタが入らないという笑うに笑えない問題が生じているのに、第3社会面を有効活用する気もなさそうですし、そうでなくても軟派ネタは箱物を多用していますしね。
サツ回り
(
池田信夫
)
2008-11-23 23:03:51
私が昔、NHKと朝日新聞の両方から内定をもらったとき、朝日を断ったのは「サツ回り」がいやだったからです。前時代的な徒弟修業で、泊まりや夜討ち朝駆けで、実質的に24時間勤務。それでも仕事がおもしろければいいけど、大部分は交通事故とくだらない犯罪ばかり。
今は通信インフラが発達しているのだから、記者をクラブに張りつける必要なんかなく、発表ものは警察から電子メールで連絡してもらい、必要なときだけ追加取材すればいい。特にNHKは共同から配信されているのだから、どうでもいいネタはそれを使えばいいのです。内部でもそういう議論が出てくるのですが、権力基盤を守ろうとする社会部が反対する。結果的に、非生産的なサツ回りに多くの若い記者の人的資源が浪費されているのです。
日経新聞サイズ変更?
(
長井利尚
)
2008-11-23 23:15:43
現在、日経内部では、「日本経済新聞」の紙の大きさをタブロイドに変更することを検討しているそうです。
TBSは「テレビもやる不動産屋」になったので、「あらたにす」に入れなかった毎日新聞を、外国メディアに売ればいいのです。FTあたりに売れば、FT資本の日本語高級紙(1部=1000円くらい?)ができるかも。内容がマトモなら買いますよ。
権力との癒着を防ぐ意味でも、紙面の質を保つためにも、日経自身のためにも、日経のライバルとなる新聞があればいいと思います。「フジサンケイビジネスアイ」は、ネットで見られる中国株価を何ページも毎日載せている有様で、話になりません。取材力の差は歴然としており、産経新聞社は、株主のためにもビジネスアイを廃刊にし、産経新聞の経済ニュースを充実させるべきです。
Unknown
(
フロレスタン
)
2008-11-23 23:32:50
宅配便の事業者は、スポンサーとしてはこういう新聞やテレビの報道内容を内心苦々しく思っているのではないでしょうか。
今回の報道のされ方にうんざりなのは、池田先生に全く同感です。
Unknown
(
S
)
2008-11-23 23:45:11
そもそもNHKはBBCをモデル(というか見本?)にしていたのではなかったでしたっけ?
報道再活性は地方からw?
(
comap
)
2008-11-23 23:49:48
そんな中、逆警察ネタです。BBC並みの報道スピリッツで突っ走るKSB瀬戸内海放送の高知白バイ事故追跡チームには脱帽です。まだまだこういう可能性が日本の報道にもあるんだ、みくびれないぞ、ですw
白バイがバスに激突。乗車中の生徒教職員他目撃証言完全無視、物理条件完全無視の捏造証拠で無実の可能性が大きい運転手さんを収監。禁固1年4ヶ月だそうです。このコンテンツは近年まれにみる直球勝負の報道です。ネット連携でこそ地方局活性の可能性があるのかもしれません。
http://www.ksb.co.jp/newsweb/indextable.asp?tid=4&sid=7
Unknown
(
akasaka_moon
)
2008-11-23 23:50:58
限りなく税金に近い財源で成り立っているNHKが、年収千数百万の記者職を大量に抱え、他社と横一線で動かす必要性があるのかと常々感じます。NHKのニュースなど新聞に比べて情報量も少ないし、何か主張をするわけでもない。現に共同通信と契約して莫大な料金を支払っているわけだから、ストレートニュースなどは共同からの配信原稿を使えば事足りるはずです。通信社との重複取材をやめ、独自取材は本当に必要なもの(災害時の速報など)だけに絞りこめば、記者の数は大幅に削減できます。そうすれば、受信料の1割値下げの財源など簡単に確保できるでしょう。
Unknown
(
pk-uzawanian
)
2008-11-24 00:24:53
マスコミは、マスコミの影響による模倣犯を否定していますが、私はこの犯人はこれから起こる犯罪の一つの形を示したと思いますよ。秋葉原より影響力がありますから。
新聞屋については
(
Unknown
)
2008-11-24 00:31:20
テレビ欄の電子化は進んでいますから、折込広告が切り離された時点で現在の全国紙は寿命を迎えるでしょうね。
電波で配信されたチラシを、無料で貸し出した端末に表示する、或いは受け取った側が報酬を貰うようなビジネスが出てくることを期待します。
逆に言えば、新聞社が主導してそういうシステムを構築することに成功すれば、うまく新聞を抱き合わせるでしょうから、あと30年くらいは何も変わらないと思います。
内向きなNHKが日本の顔でよいのか
(
騙されない蔵
)
2008-11-24 03:29:08
ここでBBCを話題に挙げているが、その実態をどれだけ知った上での話なのか甚だ疑問だ。BBCのHPを先ず見てももらいたいが、Explore_the_BBC(
http://www.bbc.co.uk/a-z/images/explore_the_bbc.gif
)を開き、更にその下端のBBC News、BBC Radio、BBC TVをそれぞれクリックして見れば、BBCが国内外に各国語で24時間発信しているのが判るだろう。最近は変わってきてはいるが日本の顔であるNHKのHPが依然としてTV番組紹介が主体となっているのと著しく異なることを実感できる筈だ。英国の倍近い人口を抱え、経済規模も凌駕している日本におけるNHKが何故政府の顔色をお伺いしなければならないのか、その辺から問い直したほうが良いだろう。
振込詐欺<報道詐欺
(
Unknown
)
2008-11-24 04:39:46
まったく同感で私もうんざりしています。テロ許すまじ!とか、ウソっぽい気がします。なぜ感情に訴える報道をするのか、これでは北朝鮮と同じです。客観的な事実を短く伝えるだけで十分でしょう。海外のニュースと比較しても東京のニュースが一番ひどい。
もっと事実だけを淡々と短く伝えて欲しい、アンカーとキャスターだけのシンプルな構成にして欲しい、
そう感じている国民は多いと思います。
広告収入
(
tisket
)
2008-11-24 05:45:55
新聞社の収入の約55%は広告収入です。残りほとんどが販売収入です。その他、少し事業収入などがあります。新聞も営利事業であるというwoodさんの意見に賛成です。ですから、なにやら公益的響きのある「新聞社」という表現を改めて「新聞会社」とすべきかと思います。
さて、池田先生がおっしゃるように、新聞社にとっては特ダネを求める傾向と、得落ちを嫌う傾向が並存します。これは広告主に対しても同様です。A紙に花王の広告が載ることが分かれば、B紙も花王の広告を欲しがります。この傾向のせいで、経済学で言うホテリングの定理が働き、同質な紙面になってしまいます。独自性を発揮させるためには景気が良くなり、広告主が異常に増加し、多少の得落ちでも広告担当役員が動じないくらいになる必要があります。
あるいは民度が高くなれば高級紙が現れるかも知れませんが、私はきわめて懐疑的です。日本では月刊誌がその役割を果たしているといえるでしょう。
まるせい
(
ひろりん
)
2008-11-24 08:05:36
今回の事件は、異常者が起こした事件のようですね。
警察では、被疑者のことをマルセイ(異常者を呼称する警察の隠語)として扱う準備を始めたと思います。
マスコミも被疑者の名前を発表しないタイミングを計っているのでは??
BBC
(
Unknown
)
2008-11-24 16:24:59
数か月前まで毎朝、BBCのニュース番組を横目につつという生活をしておりましたが、センセーショナルな殺人事件の続報と政治ネタ少々とヒマネタが主でした。あ、その日の番宣も。
天気予報も嵐が来たと言っては、海岸線で傘を飛ばされてみたり、雪の中凍えて見せたり。くだらなさは、日本の朝のバラエティ番組とそう変わりませんでしたよ。
また、米国以外の出張先で見るCNNは、国際的な立派なニュース番組ですが、米国で見るそれは近視眼的なローカルニュースに過ぎません。
NHKも外面だけでも・・・とおっしゃるのなら賛同しますが(笑)
国民性?
(
ikanbiru
)
2008-11-24 16:53:12
日本のメディアはBBCやFTと比べると大衆紙というかワイドショー的ですが、Sunほど大衆紙にもなっていない。これは、日本人の多くが大衆であり教養層だからではないでしょうか。英国は未だにクラス制度が色濃く残っていて、FTを読む層とSunを読む層ははっきり分かれています。米国は英国ほどではないにしろ、NYタイムズやワシントンポストの発行部数は日本の新聞に比べてはるかに小さく、読むのは都市部の知識層で、大多数の米国人は地元紙を読んでいます。日本ではそういう層の分離がなく、一人の人間が大衆でもあり一定の教養も持っている。政治経済誌の多くにグラビアページがあるのを見るたび、そう思います。
Unknown
(
Piichan
)
2008-11-24 23:36:46
森達也氏も言っていますが、マスコミの質を左右するのは民意つまり私たちの行動次第なのですよね。
「マスコミは映し鏡」のレトリック
(
nerdist
)
2008-11-25 08:17:38
マスコミ人は「我々がアホに見えるとしたら、それはお前らのアホさに合わせてやっているからだ」と主張するわけですが、企業や政治家を批判するときは決してそういう事は言わない。
市民は善良な存在であり、それを悪辣な企業やら政治家やらが誘惑して堕落せしめるという物語を、十年一日のごとく繰り返しているわけです。
「国民の代表」を名乗ったかと思えば、じゃあ自分達は民意に拘束されているかといえばそうでもなく「プレスの自由」を振りかざすわけです。「市民の期待」と「社会の木鐸」を都合よく使いまわすダブルスピークについては「マスコミはその程度のもの」と諦めているか、そもそも無関心ゆえに気にされていないかのいずれかなわけで、決してレトリックが受容されているわけではないことにご留意を。
マッチポンプ
(
コマンダーデータ
)
2008-11-26 15:05:14
wikipediaの時刻表示も分からず、あげく警察に「誤報」を提供する毎日。早く潰れてもらいたい。
【元厚生次官ら連続殺傷】毎日報道「ネットに犯行示唆」は誤報
http://sankei.jp.msn.com/affairs/crime/081119/crm0811191229031-n1.htm
コメントを投稿する
ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません
コメントをするにはログインが必要になります
ログイン
gooIDを取得する
この記事のトラックバック Ping-URL
ブログ作成者から承認されるまでトラックバックは反映されません
・30日以上前の記事に対するトラックバックは受け取らないよう設定されております
・このブログへのリンクがない記事からのトラックバックは受け取らないよう設定されております
※ブログ管理者のみ、編集画面で設定の変更が可能です。
日本のメディアは本質的には大衆紙
(De la tierra vientosa...)
ここんところ、メディアは例の連続殺傷事件で持ちきりで、事件ばかりに偏向した報道に辟易した池田信夫氏がこんなこと書いてました。 世界の大手メディアのヘッドラインは政治・経...
情報派閥に汚染されている日本のマスメディアと、将来が明るいネット時代
(web2.0 (^O^)v)
警察ネタの過剰 池田信夫 blog どうして、テレビ局は、自分のメディアの「質」を落とす事ばかり懸命なのか? 笑い話ではないがわかる。 やはり、組織に起因する。 引用 --------- 日本では各県警や(東京の場合)方面本部に大量の記者を張り付けるので、...
他にないのかな。
(凡人の書き散らし)
なんか当初テロとか言ってやたらと盛り上がっていたが,その意味不明な動機から単なる
日本のメディアの質は・・最低だと思います。
(almond51's blog)
日本のメディアの質は・・最低だと思います。 日本のメディアは何か変です。素人目でもそう感じます。オーム報道でもそうでしたけど、一斉に大騒ぎするし、その影響で隠れてしまう重要なニュースもあることでしょう、ここまで酷いと何か陰謀があるのではないかと思って...
悪循環はすでに始まっているかもしれない
(世界級ライフスタイルのつくり方)
『日本語が亡びるとき - 英語の世紀の中で』を読んで考えた点、2点目。 2. 悪循環はすでに始まっているかもしれない 本の中で以下のようなくだりがありました。 (「読まれる言葉」としての言語が亡びる、という)悪循環がほんとうにはじまるのは、<叡智を求める人>が<...
TVにセンセーショナルな速報を求めればそうならざるを得ないと思うのですが、中の人はどう思ってたのでしょう?
なのでNHKはBBCより顧客満足度(≒視聴率)が高いと思われるのですがいかがでしょうか。
(だからNHK(他民放)が良いかというと別問題なのは当然ですが。)
あと、ニュースは見た人が多いというのも価値だと思います、誰も見ていない(話題を共通できない)ニュースには価値が低いからです。その意味ではNHKその他民放・新聞社は顧客意識が高いので下らない(けど皆が注目している)ニュースを提供しているのはある程度有意義だと思います。
ただ、今回の事件は決して高級メディアであってもないがしろにできない内容ではないでしょうか?法治国家への挑戦という意味もありえたし、これまでのメディアの煽りによる事件という側面もあるんじゃないかと思います。le mondeでもこの種の殺人事件は絶対乗ると思いますよ。ただ、矮小な側面の報道が多いのはおっしゃるとおりでしょう。
伝統的にサツに拘る読売は別として、朝日なんかはかなり事件への比重を下げてきていると思われますが、如何でしょう。日経より事件ネタが入らないという笑うに笑えない問題が生じているのに、第3社会面を有効活用する気もなさそうですし、そうでなくても軟派ネタは箱物を多用していますしね。
今は通信インフラが発達しているのだから、記者をクラブに張りつける必要なんかなく、発表ものは警察から電子メールで連絡してもらい、必要なときだけ追加取材すればいい。特にNHKは共同から配信されているのだから、どうでもいいネタはそれを使えばいいのです。内部でもそういう議論が出てくるのですが、権力基盤を守ろうとする社会部が反対する。結果的に、非生産的なサツ回りに多くの若い記者の人的資源が浪費されているのです。
TBSは「テレビもやる不動産屋」になったので、「あらたにす」に入れなかった毎日新聞を、外国メディアに売ればいいのです。FTあたりに売れば、FT資本の日本語高級紙(1部=1000円くらい?)ができるかも。内容がマトモなら買いますよ。
権力との癒着を防ぐ意味でも、紙面の質を保つためにも、日経自身のためにも、日経のライバルとなる新聞があればいいと思います。「フジサンケイビジネスアイ」は、ネットで見られる中国株価を何ページも毎日載せている有様で、話になりません。取材力の差は歴然としており、産経新聞社は、株主のためにもビジネスアイを廃刊にし、産経新聞の経済ニュースを充実させるべきです。
今回の報道のされ方にうんざりなのは、池田先生に全く同感です。
白バイがバスに激突。乗車中の生徒教職員他目撃証言完全無視、物理条件完全無視の捏造証拠で無実の可能性が大きい運転手さんを収監。禁固1年4ヶ月だそうです。このコンテンツは近年まれにみる直球勝負の報道です。ネット連携でこそ地方局活性の可能性があるのかもしれません。
http://www.ksb.co.jp/newsweb/indextable.asp?tid=4&sid=7
電波で配信されたチラシを、無料で貸し出した端末に表示する、或いは受け取った側が報酬を貰うようなビジネスが出てくることを期待します。
逆に言えば、新聞社が主導してそういうシステムを構築することに成功すれば、うまく新聞を抱き合わせるでしょうから、あと30年くらいは何も変わらないと思います。
もっと事実だけを淡々と短く伝えて欲しい、アンカーとキャスターだけのシンプルな構成にして欲しい、
そう感じている国民は多いと思います。
さて、池田先生がおっしゃるように、新聞社にとっては特ダネを求める傾向と、得落ちを嫌う傾向が並存します。これは広告主に対しても同様です。A紙に花王の広告が載ることが分かれば、B紙も花王の広告を欲しがります。この傾向のせいで、経済学で言うホテリングの定理が働き、同質な紙面になってしまいます。独自性を発揮させるためには景気が良くなり、広告主が異常に増加し、多少の得落ちでも広告担当役員が動じないくらいになる必要があります。
あるいは民度が高くなれば高級紙が現れるかも知れませんが、私はきわめて懐疑的です。日本では月刊誌がその役割を果たしているといえるでしょう。
警察では、被疑者のことをマルセイ(異常者を呼称する警察の隠語)として扱う準備を始めたと思います。
マスコミも被疑者の名前を発表しないタイミングを計っているのでは??
天気予報も嵐が来たと言っては、海岸線で傘を飛ばされてみたり、雪の中凍えて見せたり。くだらなさは、日本の朝のバラエティ番組とそう変わりませんでしたよ。
また、米国以外の出張先で見るCNNは、国際的な立派なニュース番組ですが、米国で見るそれは近視眼的なローカルニュースに過ぎません。
NHKも外面だけでも・・・とおっしゃるのなら賛同しますが(笑)
市民は善良な存在であり、それを悪辣な企業やら政治家やらが誘惑して堕落せしめるという物語を、十年一日のごとく繰り返しているわけです。
「国民の代表」を名乗ったかと思えば、じゃあ自分達は民意に拘束されているかといえばそうでもなく「プレスの自由」を振りかざすわけです。「市民の期待」と「社会の木鐸」を都合よく使いまわすダブルスピークについては「マスコミはその程度のもの」と諦めているか、そもそも無関心ゆえに気にされていないかのいずれかなわけで、決してレトリックが受容されているわけではないことにご留意を。
【元厚生次官ら連続殺傷】毎日報道「ネットに犯行示唆」は誤報
http://sankei.jp.msn.com/affairs/crime/081119/crm0811191229031-n1.htm
ブログ作成者から承認されるまでトラックバックは反映されません