在沖米海兵隊は12日、米軍普天間飛行場の航空情報仕様書に垂直離着陸機MV22オスプレイを指す機種の飛行経路が記されていることについて「(仕様書の)経路記載は、時期は未定だが、沖縄でも古いヘリコプターをオスプレイに交代させる計画であると結論付けるものだ」と答え、オスプレイの沖縄配備を前提にした航路設定であることを認めた。
交代機種については「米海兵隊は、すべてのCH46ヘリとCH53DヘリをMV22に交代させる予定。これら、古い機種は現在、沖縄に駐留している」と述べた。
これまでのオスプレイ沖縄配備計画では、CH46ヘリ部隊との交代計画が明らかになっているが、5年前に沖縄国際大に墜落したヘリと同型のCH53型機も交代対象だと示した。
(滝本匠)
(琉球新報)
2009年8月13日