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次世代環境対応車「シボレー・ボルト」などの投入計画を発表するGMのヘンダーソンCEO=11日〔AP Photo〕

米GM、新環境車「1リットル100キロ」 新車投入を拡大

 【ニューヨーク=小高航】米ゼネラル・モーターズ(GM)のヘンダーソン最高経営責任者(CEO)は11日、2011年までに計25の新車を投入する計画を明らかにした。来年発売する環境対応車「シボレー・ボルト」の燃費性能(市街地走行時)がガソリン1ガロン当たり230マイル(1リットル当たり約100キロメートル)に達するとの見通しも示した。GMは新会社の発足から1カ月。新車投入や次世代環境技術で攻めに転じ、11年の最終黒字化をめざす。

 ヘンダーソンCEOは11日の記者会見で、全面改良も含め10年末までに6車種、11年末までに19車種を新規発売する計画を公表した。計25車種のブランドごとの内訳は主力車「シボレー」が10、高級車「キャデラック」が5、「ビュイック」と「GMC」で10モデルとなる。

 GMは経営再建の過程で北米のブランド数を従来の8から4に削減した。これにより開発資金や人員を主力ブランドに集中的に投入できるようになる。法的整理により財務上は身軽になったGMにとって、販売のてこ入れで成長戦略を描けるかが最大の課題だ。(00:01)

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